今回は、女子シングル(ショートプログラム、フリー)しか見られませんでした。
素人なので採点について、正確なことはわかりませんが、今回はすごく不自然に感じました。好きなので、ほとんどの大会を見ているので、この選手が順当に滑ればどのくらいの点が出るかは分かります。(プログラムを完璧に滑れば、シーズンベストの1割増し。やや失敗が多いなと感じたら、シーズンベストの85~90%)
まず、全体的に得点が伸びたこと。大きなミスを1回、中ミスを2回ぐらい犯しても、シーズンベストが出ることが多かったです。たしかに、シーズン最後にして最高の大会ですから、演技の難易度も上がってきているので、簡単には判断できません。
しかし、考えられる原因として、観客のノリが良いアメリカ開催であったことが挙げられます。その上、アメリカ選手に甘い採点をしたように思えました。
ショートプログラム、比較的早い演技順だったアリッサ・シズニー(アメリカ)が、ジャンプで2度の失敗。フリーと違って、ミスが得点に直結する(ミスをすると挽回できない)ショートプログラムで3度のジャンプのうち2度の転倒はあまりにも大きい。シーズンベストが55.62に対して、得点が53.28は高すぎると思う。
私は彼女の柔らかくて優雅なスケーティングや、美しいスピンは好きなので、偏見を持って言っているのではありません。
ジャンプの失敗はありましたが、あきらめずスピンやシークエンスは素晴らしいできでした。それを加味しても、甘い採点だったと思います。48点ぐらいが妥当でしょう。
彼女のあの演技であの得点を出してしまったので、その後の選手の得点が高くなってしまったという気がします。
フリーもこの流れが変わらず、全体的に点が高くなっています。先にも述べましたが、シーズン最後なので個々のプログラム内容が高度になっていると思われるので、点が高くなるのはある程度順当なのですが、多くの選手が小ミスが多かったにもかかわらず、シーズンベストを更新しました。
浅田選手ですが、不運は最終組の最初の演技だったこと。同じ内容で、ロシェット選手、安藤選手、浅田選手の順だったら、あの順位(ロシェット2位、安藤3位、浅田4位)になったのか大いに疑問です。
今までの得点実績(シーズンベスト126.49)と、当日の浅田選手の出来からすると、122.03は順当、あるいは点が出過ぎかもしれません。
ロシェット選手の演技は、大きなミスはなかったものの小ミスが目立ちました。彼女のシーズンベストが124.15なので、123.39は点が出過ぎのように思います。。演技終了後や得点待ちの間の表情は落胆が垣間見られました。本人も思わぬ高得点が出てびっくりして喜んでいました。116点ぐらいを予想していたのではないでしょうか。
ただ、この日の採点の流れからすると、順当な出方だったかも知れません。浅田選手の点が基準になったのかもしれません(個々の演技内容で採点するので、そんなことはありえないのですが)。浅田選手のジャンプの転倒が目立ちすぎたと言うこともあります。
私は、キムヨナ選手と浅田選手のプログラムの難易度の優劣は分かりませんが、浅田選手とロシェット選手を比べると、かなり差があるような気がします。特に、演技後半でのあのステップはすごいです。
ロシェット選手の演技はもちろん素晴らしいのですが、先にロシェット選手が演技して、そのあと、浅田選手が演技して転倒しても、浅田選手の得点のほうが高くなるような気がして仕方ないのです。
それから、キムヨナ選手の得点も出過ぎでしょう。
安藤選手は、久々に素晴らしい演技でした。ただ、相変わらず、ショートプログラム後のインタビューでは「6分間練習のスタートのアナウンスが聞こえなかったので…」とか、おかしなことを言っていました。
素人なので採点について、正確なことはわかりませんが、今回はすごく不自然に感じました。好きなので、ほとんどの大会を見ているので、この選手が順当に滑ればどのくらいの点が出るかは分かります。(プログラムを完璧に滑れば、シーズンベストの1割増し。やや失敗が多いなと感じたら、シーズンベストの85~90%)
まず、全体的に得点が伸びたこと。大きなミスを1回、中ミスを2回ぐらい犯しても、シーズンベストが出ることが多かったです。たしかに、シーズン最後にして最高の大会ですから、演技の難易度も上がってきているので、簡単には判断できません。
しかし、考えられる原因として、観客のノリが良いアメリカ開催であったことが挙げられます。その上、アメリカ選手に甘い採点をしたように思えました。
ショートプログラム、比較的早い演技順だったアリッサ・シズニー(アメリカ)が、ジャンプで2度の失敗。フリーと違って、ミスが得点に直結する(ミスをすると挽回できない)ショートプログラムで3度のジャンプのうち2度の転倒はあまりにも大きい。シーズンベストが55.62に対して、得点が53.28は高すぎると思う。
私は彼女の柔らかくて優雅なスケーティングや、美しいスピンは好きなので、偏見を持って言っているのではありません。
ジャンプの失敗はありましたが、あきらめずスピンやシークエンスは素晴らしいできでした。それを加味しても、甘い採点だったと思います。48点ぐらいが妥当でしょう。
彼女のあの演技であの得点を出してしまったので、その後の選手の得点が高くなってしまったという気がします。
フリーもこの流れが変わらず、全体的に点が高くなっています。先にも述べましたが、シーズン最後なので個々のプログラム内容が高度になっていると思われるので、点が高くなるのはある程度順当なのですが、多くの選手が小ミスが多かったにもかかわらず、シーズンベストを更新しました。
浅田選手ですが、不運は最終組の最初の演技だったこと。同じ内容で、ロシェット選手、安藤選手、浅田選手の順だったら、あの順位(ロシェット2位、安藤3位、浅田4位)になったのか大いに疑問です。
今までの得点実績(シーズンベスト126.49)と、当日の浅田選手の出来からすると、122.03は順当、あるいは点が出過ぎかもしれません。
ロシェット選手の演技は、大きなミスはなかったものの小ミスが目立ちました。彼女のシーズンベストが124.15なので、123.39は点が出過ぎのように思います。。演技終了後や得点待ちの間の表情は落胆が垣間見られました。本人も思わぬ高得点が出てびっくりして喜んでいました。116点ぐらいを予想していたのではないでしょうか。
ただ、この日の採点の流れからすると、順当な出方だったかも知れません。浅田選手の点が基準になったのかもしれません(個々の演技内容で採点するので、そんなことはありえないのですが)。浅田選手のジャンプの転倒が目立ちすぎたと言うこともあります。
私は、キムヨナ選手と浅田選手のプログラムの難易度の優劣は分かりませんが、浅田選手とロシェット選手を比べると、かなり差があるような気がします。特に、演技後半でのあのステップはすごいです。
ロシェット選手の演技はもちろん素晴らしいのですが、先にロシェット選手が演技して、そのあと、浅田選手が演技して転倒しても、浅田選手の得点のほうが高くなるような気がして仕方ないのです。
それから、キムヨナ選手の得点も出過ぎでしょう。
安藤選手は、久々に素晴らしい演技でした。ただ、相変わらず、ショートプログラム後のインタビューでは「6分間練習のスタートのアナウンスが聞こえなかったので…」とか、おかしなことを言っていました。
お!英殿フィギュアもイケルクチですか!
ワタクシも伊藤みどりさんの頃からマッタリ応援してます。ここ数年で更にハマッたかも・・・
ウインタースポーツの王様であるフィギュアには何かと各国の思惑、パワーバランスでルール改正がなされてる印象ですよ。エッジ判定などアジア包囲網と言っても良いかも・・・スキーのジャンプで日本が強かった時代に板の長さのルール改正があって日本選手が勝てなくなりましたが、それに近いかも。あんましワタクシも詳しくはないんですが^^
>キムヨナ選手と浅田選手のプログラムの難易度の優劣は分かりませんが、浅田選手とロシェット選手を比べるとかなり差があるような気がします。
プログラム構成は浅田選手>>ヨナ>ロシェットのように思えます。特に浅田選手の仮面舞踏会は驚異的難しさです!
>キムヨナ選手の点数も出過ぎでしょう
芸術点が男子の優勝点ぐらいついてましたね~^^次のコストナー選手はもうやる気失くしておりました・・・あれじゃやってられんでしょう。キム選手はジュニア時代からプログラム構成が殆ど一緒のような記憶があります。で、新しいチャレンジが無いので、その完成度をひたすら上げていくしかないんですよね。シンクロで例えると毎回ダリの曲を使うスペインチームと申しましょうか、一太刀に賭ける名刀をひたすら研ぐと申しましょうか・・・技術点では到底浅田選手に勝てないので芸術点で稼ぐしか道がないんですよね~と言っても技術力でも浅田選手を除けば世界トップなんですが^^
芸術点が加算されるスポーツでは常にフェアな点数を出すのは不可能なのかも知れませんね~キムヨナ選手の世界新の200点オーバーは賛否両論(圧倒的に否が多い)ですが、点数に拘っているのは日本と韓国だけのように思えます。両国は今フィギュアバブル人気ですからねぇ。
ワタクシはフィギュアの採点を「追い風参考記録」として捉えてますよ。大会によって、地域によって吹いている風は違うんですよね。無風の大会などフィギュアではあり得ないんじゃないかなぁ~向かい風になってる選手もいたりしますが、あんまし書くと盲目的なフィギュアファンから攻撃されそうなので止めときます^^最近のフィギュアファンは狂信的で怖いですからねぇ^^
伊藤みどり選手のジャンプは、異次元の高さでした。
日本叩きのルール改正は、ノルディック複合のジャンプ得点削減や柔道の技の解釈、判定方式、道着の襟口の狭さなどもそうですね。
>プログラム構成は浅田選手>>ヨナ>ロシェットのように思えます。特に浅田選手の仮面舞踏会は驚異的難しさです!
はい。浅田選手のプログラムは誰もこなせないと思います。最後の脅威のステップもそうですし、単なるつなぎの部分も、ワルツに乗りながら滑ってますし。
200点オーバーは追い風に乗りすぎました。実際にこれだけ点数が開いてしまうと、浅田選手も今後の方針に迷ってしまいそうです。
このような問題が起こると、昔の順位点方式の方が正確のような気がしてきます。
ただ、あの方式は、ショートプログラムで演技内容が接戦で2点ぐらいに6人がひしめき合っている場合でも、6位だとほとんど優勝の可能性はなくなるのが難点でした。
いっそ、ショートプログラムとフリーの順位点の比重を1:4にするとちょうどいいかもしれません。
※順位点方式とは一応演技内容を得点で評価しますが、単純に演技が誰が優れていただけ着目知るやり方です。
誰が一番よかったか、どちらが上かを考えるので、主観がかなり入りますが、間違いないように思えます。
あと、最終演技者が終わらないと、全選手の順位が確定しません。
A選手がショート順位点0.5、現時点のフリー順位点が2で、合計2.5。
B選手がショート順位点2、現時点でのフリー順位点が1で、合計3。で現時点はA、Bの順位です。
で、最終演技者のC選手が、ショート順位点が1で、フリーの演技が2位に入ると、C選手の合計順位点は1+2=3です。
A選手はフリーが3位になるので、フリーの順位点は3に変わります。なので、合計順位点は0.5+3=3.5、B選手はフリーの順位は1位のままですから、合計順位点も3のままです。
この結果、フリーの順位を優先するので、最終順位はB、C、Aの順になります。
もし、CがフリーでAの下位になるとAのフリーの順位点は2のままですから合計順位点は2.5で、最終順位はA、Bの順になります。
つまり、後から滑る選手の順位のよって、滑り終えた選手の順位も入れ替わることが起こるのです。実際、こういうことがオリンピックでもありました。