将棋世界2011年7月号、級位コース第2問です。有段者なら、ひと目かもしれません。
問題図のように大駒の間に歩以外の駒がある場合、技が掛かることが多いです。どちらかと言うと、自駒のある方が不自由です。
本問も、後手の2五の銀が焦点となっています。一見、飛車、角、銀が協力して先手陣の突破が目前のようですが、実は2五の銀が弱点で、先手にそこを突かれてしまうのです。
正解は▲2三歩です。飛車取りなので、当然、、対処しなければなりませんが、△2三同金だと飛車の利きが途切れて、2五の銀が只になってしまいます。なので、△2三同飛としますが、ここで▲4一角(正解2の2図)が継続手。
飛車を移動させた効果で、3二の金取りになります。
金取りを受けるには、金を4二などにかわすのも手段の一つですが、この場合、2三に飛車を取られてしまいます。
なので、後手は△2二飛(初級者2図)と引いて金取りを受けるしかありません。
さて、先手にここで手がなければ、角を打った意味がありません。2筋を突破されそうな上、打った角も風前の灯。
継続手をお考えください。
指し手の主旨(感覚)も、そのものずばりです。
condor_oohanabiには簡単だったと思います。
前回、水野直さんの事まで調べていただいて、ありがとうございます。2回しかお会いしたことありませんが、とてもパワフルで楽しい人でした。陰ながら、見守っていこうと思います。
またまた、台風で、雨だらけですね。
思いっきり、呼び捨てにしていました。
ごめんなさい。
盤面、漢字だらけですか。
王将、飛車などの表記は模様や記号のようにしか見えません。
盤面全体は、天気図やレーダー画面のように図形や模様、イラストみたいに感じます。堅い柔らかい、厚い薄い、軽い重いといった感覚が飛び込んできます。
よく降りますね。関東はこれから台風が接近、上陸するみたいですね。お気をつけください。早めに帰宅した方がいいと思います。