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私のところでは、春の息吹を感じられることも多くなってきました。この写真は自宅近くの公園なのですが、毎年この木に花がついて、春が近いことを感じさせてくれます。「植物音痴」なので、これが一体何という木なのかは、いまだにわからないのですが。^^;
さて、きょうは熟字訓・当て字の解答についてです。
本試験で、他の読み問題の問題文には「読みをひらがなで記せ。」とあって、したがってカタカナで書いたら誤答ということになるのですが、(六)の熟字訓・当て字だけは単に「読みを記せ。」とだけ書かれていて、ひらがな・カタカナの指定がありません。標準解答も設問によってひらがな・カタカナが書き分けられていて、それは「漢検 漢字辞典」の表記と基本的に一致しているようです。そのため、漢検関係のブログやサイトを見ていると、「辞典」の記載に沿ってひらがな・カタカナを書き分けて解答する必要がある(そうしないと誤答になる)という主旨の記載が見受けられるのですが、本当のところはどうなのでしょうか。
実は私はそもそもこの点に考えが及んでおらず、25-2 までは、ひらがな・カタカナを書き分けるということには、まったく頓着していませんでした。ちなみに、25-2 までで私が実際に受検した回の問題では、次の語の標準解答がカタカナになっていました。
【風信子】 ヒヤシンス
【高襟】 ハイカラ
【羊駝】 ラマ
これらの解答にあたっては、当時の私は書き分けを文字通り「頓着していなかった」のでどちらで書いたか定かでなく、ひらがなで書いたものもあっただろうと思うのですが、できたと思っていた問題が正式結果で誤答とされたことはなかったので、おそらくはひらがなで書いても正答とされるのではないかと想像はしています。ただ、書き分けるとなるとどちらで書くか迷うような語もあるので、正確な採点基準を知りたいところです。(例えば、【柳葉魚(シシャモ)】 は私の感覚ではひらがなですが、「辞典」ではカタカナ表記になっています。19-1 で出題されたときの標準解答もカタカナでした。もともとがアイヌ語だからでしょうか。) まあ、迷ったらひらがなで書いておけば無難かなと思いますが、採点基準のことだから漢検協会に聞いてみれば良いのかな??