なにはがた うらむべきまも おもほえず いづこをみつの あまとかはなる
難波潟 うらむべきまも おもほえず いづこをみつの あまとかはなる
よみ人知らず
あなたに恨まれるような、そんな無沙汰をした覚えはありません。いった何を見て、御津の漁師ならぬ三津寺の尼になられたのでしょうか。
前歌への返しで、0973 と同様に「浦」「恨(み)」、「見つ」「御津」、「海人」「尼」がそれぞれ掛詞になっています。
なにはがた うらむべきまも おもほえず いづこをみつの あまとかはなる
難波潟 うらむべきまも おもほえず いづこをみつの あまとかはなる
よみ人知らず
あなたに恨まれるような、そんな無沙汰をした覚えはありません。いった何を見て、御津の漁師ならぬ三津寺の尼になられたのでしょうか。
前歌への返しで、0973 と同様に「浦」「恨(み)」、「見つ」「御津」、「海人」「尼」がそれぞれ掛詞になっています。