八月十五夜
つきごとに あふよなれども よをへつつ こよひにまさる かげなかりけり
月ごとに あふ夜なれども 世をへつつ 今宵にまさる 影なかりけり
八月十五夜
十五夜は月ごとに巡って来るけれども、世を経ても今宵八月十五日にまさる月影はないのだなあ。
中秋の名月を称賛しての詠歌。古来漢詩に詠まれてきた情景と詠嘆を踏まえての貫之の作歌とのことです。
八月十五夜
つきごとに あふよなれども よをへつつ こよひにまさる かげなかりけり
月ごとに あふ夜なれども 世をへつつ 今宵にまさる 影なかりけり
八月十五夜
十五夜は月ごとに巡って来るけれども、世を経ても今宵八月十五日にまさる月影はないのだなあ。
中秋の名月を称賛しての詠歌。古来漢詩に詠まれてきた情景と詠嘆を踏まえての貫之の作歌とのことです。