数年前、当時在籍していた放送大学大学院の授業で改めて和歌を学んだことを直接のきっかけに古今和歌集を通読し、その撰者にして重要な歌人、そしてあまねく有名な「仮名序」の執筆者でもある紀貫之という人物に非常に興味を覚えました。
以後、非常にゆっくりではありますが、いくつかの関連書籍を読み継いできました。
そして改めて貫之が詠んだ歌を一通り鑑賞してみようと、先般「貫之集」を入手して一首ずつ読んでいるところです。
本書籍での収録歌数は 889 首(写本によって異なります)。毎日欠かさずというわけにはいかないと思いますが、近くまた一首ずつご紹介していきたいと思いますので、古今集のときと同様、おつきあいいただければ幸いです。