古今和歌集 0985 2022-07-11 05:32:56 | 古今和歌集 わびびとの すむべきやどと みるなへに なげきくははる ことのねぞする わび人の 住むべき宿と 見るなへに 嘆き加わる 琴の音ぞする 良岑宗貞 世を憂う人が住むのにふさわしい家と見ていると、嘆きがいっそう増すような琴の音が聞こえてきた。 詞書には「奈良へまかりける時に、荒れたる家に女の琴弾きけるを聞きて、よみて入れたりける」とあります。歌意はわかりやすいですね。 作者の良岑宗貞(よしみね の むねさだ)は僧正遍昭の出家前の名で、0091、0872 にもこの名での歌が採録されています。 #古今和歌集 #良岑宗貞 #僧正遍昭 #六歌仙 #三十六歌仙 « 古今和歌集 0984 | トップ | 古今和歌集 0986 »
コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する