誰と問う 白ひげの花 からす瓜
梅士 Baishi
たぶんからす瓜ではないか。
白ひげをはやした花がつる草に咲き並んでいた。
怪しい花である。
朝にはしぼんでいる。
夜咲く花であるらしい。
月夜に咲く白ひげの花は、ますます神秘である。
山の茂みを覆う怪しいつる植物たちだが、意外と個性的な花を咲か
せている。
花心をもっている。
生命力の強い草である、薬草になっているのではないか。
烏瓜を食べようとは思わないが、食べられないわけではないらしい。
烏瓜の根からは良質のでんぷんがとれるという。
野菜高騰の折である。
野草食を試してみるチャンスかもしれない。
不思議な力がわいてくるかもしれない。
※からすうり図鑑
⇒ http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/hana/karasuuri/default.htm
【 中小企業発展のボトルネック~ 発想力と判断力のスイッチング 】
久留米の自営業者勉強会に参加した。
母親大学、母親新聞のプレゼンが幼児のアスペルガー的世界をあ
やしながら行われていた。
不思議な光景に思えた。
新しい世界が垣間見えている。
まちの写真屋さんが、人生アルバム作りのプレゼンをしていた。
自分の半生をどう語るかも難しいが、他人の人生を何のためにどう
語るかとなると、写真の整理編集では納まらない。
写真屋さんがホームドクターのようにつかなければできない仕事で
はないかと思った。
櫨蠟復活という伝統普及の仕事を手がけている人もいる。
経験的には、ろうそくは仏壇かクリスマスか、蚊取り線香の点火用か、
あるいは、電気を止められたときの一時しのぎ程度にしか使われてい
ない。
少なくとも日常品ではなくなりつつある。
価格も安い工業製品である。
ところが、櫨蠟は櫨の実から生成した手作り品で、生産農家もごく
わずかで、まさに風前の灯なのである。
そういうものを残したいという意味は分かるが、高額なのに、高級
品の体裁で商品化されていない。
だから売れない。
こうした個人業主が集まって営業会議、企画会議、商品開発会議を
するのはマネジメントの発芽というべきであろう。
しかし、発想が貧弱である。
使命感も見えてこない。
共感があるはずが無い。
大川隆法著 幸福の科学出版刊『創造の法』にあるように、発想す
る思考エネルギーと、経営的判断の思考とはエネルギー組成が違う
のだ。
そこが分からないと、企業の発展はないのだということを実感させら
れたことであった。
ましてや、若いマネージャーが発想まで独裁しようとすると失敗する。
経営には発想をする参謀がいる。
発想と経営判断のスイッチングをするには、それが別物であることを
知らないと相殺し合ってしまう。
自分は発想型の人間である。
なるほど、変人かもしれない。
職場でも自在に浮いている。
経営判断のスイッチングの手法を身につけなければ経営はできない。
円高トレンドは日本人の使命・役割を示唆している。
本気で創造と経営の力を発揮しなければならない。
暗中模索の地域経済に灯を点さなければならない。
がさごそとしたアジア経済に灯を掲げなければならない。
ピンチとチャンスの時代、ピンチャンと覚悟を決めて生きなければなら
ない。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi