お客なき 野外舞台の 残暑かな
梅士 Baishi
観客のいない舞台の熱演ほど惨めなものはない。
それは、イベントを企画するものにとっては恐怖で
ある。
イベントの成功不成功は集客ありてこそである。
この集客の努力は知恵と地道な活動以外にはない。
人は何を動機として出かけるだろうか。
よほどの有名人名演奏家が来るか、そうでなければと
ても欲しい物が展示即売されるか、あるいは、よほど珍
しい出し物が見られるか、そういう希少価値がアピール
されることが必要である。
しかし、それが十分でないならば、知り合いが出演す
るから来てくれないかというお付き合いの力であろう。
つい、応援したくなるような努力家でなければ、集客
はままならないのである。
出し物が貧弱でも、売れなくても、「遊びに来て」と
誘える努力が集客の力というべきか。
そういう人脈を大切にしたいものだ。
それが、伝道の力でもあるのではないか。
【 祭りの力~ ハウステンボス再建案を兼ねて 】
消費拡大の努力も集客にある。
安売りばかりではなく、珍しいものを見たいというニ
ーズにこたえることも必要である。
しかし、さらに、祭りの賑わいに大きなヒントがある
と思う。
祭りというのは、縁起のよい神事である。
祭りは縁起がよくなければならない。
商店主や企業主は、八百万の神々とよく相談をして、
神事としての祭りを企画してはいかがだろうか。
それぞれの神の縁起を演出して山車と巫女踊りと笛・
太鼓の演奏と行列で神事が成り立つ。
その道筋には、商店街の出店を並べ、消費の楽しみを
作り、名物を生み出して行くのである。
神々も景気を良くしたいのだ。
街が賑わうことを願っている。
八百万の神々は、基本的には軍神だというが、同時に
商売の神でもあるはずである。
ちなみに、ハウステンボスにも、長寿祈願の神社、商
売繁盛の恵比寿神社、縁結び・家内円満安全祈願の神社
を造ると良い。
神もなく女王もいなければ、そこに繁栄を生み出すこ
とは難しい。
もう一つ提案するとすれば、UFO着陸の広場をくつり、
宇宙人との出会いをテーマとすると良いと思う。
そのヒントが、大川隆法著 幸福の科学出版刊の宇宙
人シリーズにある。
『「宇宙の法」入門』『宇宙人との対話』『宇宙人リ
ーディング』、『太陽の法』、月刊『リバティー』など。
法が説かれ始めた当初から、『太陽の法』をとおして、
人類の起源が語られているが、金星人を母体とした地球
起源の人類を柱に、いくつかの星から宇宙人を大量に移
住させていることが明かされている。
さらに、ご法話の中でも、東京の高層ビルで食事をし
ていたとき、窓のすぐ向こうにUFOがずっと停止してい
たということも語られていた。
だから、宇宙人のことが語られ始めたのは最近のこと
ではない。
二十数年来の風雪に耐えていることである。
その劇的な実証がもうすぐ起ころうとしている。
再建をかけるハウステンボスだが、野村證券時代の高
慢経営時代にはこうした提案には見向きもしなかった。
しかし、さすがにHISの澤田社長が乗り出すと、柔軟性
とスピードが違う。
わが奇想天外にも耳を傾けてくれるのではないか。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi