古伊万里の 風鈴の風 父のこと
梅士 Baishi
伊万里の観光土産の中に、多少季節を過ぎた風鈴が目を引いた。
風鈴など、滅多に買うものではない。
しかし、伊万里焼の風鈴をつい、買ってしまった。
1800円なり。
しかし、とても気に入っている。
たぶん真冬でも北風に鳴っていると思う。
伊万里は、亡き父が炭鉱閉山後に職業訓練に行ったところである。
なぜ、佐世保か長崎ではなくて伊万里に行ったのか不審に思った。
しかし、父の育った唐津に近く、親しめる土地であったに違いない。
伊万里の土地は、異国風であり、長崎にも共通する雰囲気がある。
不思議と親しみ深い土地であった。
最近、焼き物に凝り始めた。
茶碗など、限がないと思いつつ、欲しくて仕方がなくなる風流がある。
唐津焼も伊万里焼も古伊万里も、波佐見も現川Ututugawa も薩摩も、
小石原Koishiwara も上野Agano も小鹿田Onda 焼きも萩焼も、焼き物の風
流には無限の日本的な美意識の楽しみがある。
最近感心した茶碗がある。
あやめを淡彩で描いたものだが、その向こうに緑色のたらしがある。
最初は無粋にも思えた。
ところが、上薬が茶の模様を付けると味わいが出たが、それだけで
はない。
その緑のたらしが、菖蒲の緑の剣に見えるのである。
そうした連想の美意識で描かれたことは間違いない。
無名の茶碗だが、なんという粋であろうか。
こういうものはマイセンではもちろん、チャイナでも遠く及ばない美意
識である。
日本文明の美意識の至高を、今の日本人の大半が解せなくなった
のではないか。
日本民族は現代に存在しないであろう。
日本の美意識を解するのは少数派となった愛国者であり、外国人
であり、宇宙人である。
現代の日本人とは何者なのであろうか。
世界一の産業立国を果たしてきた日本人が、あの愚劣な民主党政
権を選んだのか。
福祉福祉と政府に依存するあさましい日本人が、地球起源の人類
なのであろうか。
テレビのバカ番組に飼育されている若者たちの品の無いこと!
中年女たちの無教養であつかましく品の無いこと!
無教養であれば、人間も家畜に退化する。
家畜というのは社会主義を好む。
主義ではなく、餌を求めて動くのである。
反日左翼の民主党を選ぶ日本人とは、家畜的な領域をでない者た
ちであろう。
やはり、レプタリアンの食料として、家畜としての価値の域をでないこ
とであろうと軽蔑する気持ちが分かる。
そのような家畜的日本人がこれほどの美意識を示すとは、信じが
たいことである。
伝統的日本民族は、現代ではもはや少数派であろう。
太平洋戦争以来、霊界に謹慎しているのであろうか。
おそらく、現代日本は多民族国家である。
しかも、エイリアンを含む多民族国家として、新しい文明に展開し、
更なる発展を目指しているはずなのである。
ところが、現代日本人の大半は、家畜である。
このギャップをどう解釈したらよいのだろうか。
幸福の科学に集う力量を持った日本人は、せいぜい一割、1200万
人程度である。
選挙人口で言えばおそらく最大400万人程度であろう。
その中で現在目覚めている人口はせいぜい50万人にも満たないの
ではないか。
幸福の科学支部長クラスの「出家」が宗教家としては形骸であること
も原因であろう。
前途多難である。
キリスト教が世界最強の勢力である理由は、キリスト教にこそ、信
仰の本来の姿が保たれているからなのではないか。
信仰とは、死に甲斐である。
武士道が信仰に転じるとき、世界最強の信仰が示されることであろ
うが・・・。
【 亡国政府による円売り介入を許すな 】
マスコミが取り上げる経済人の声というのは、売国奴経済人の声で
ある。
円高に無策の政府を非難する論調を「報道」しているが、政府が経済
をコントロールできる実績も根拠もなく、なんで公金を使ってこれから
さらに円高に進むべき局面で円売りをするというのか。
海外のファンドにその投入した資金を食われるだけのことである。
食いたくて仕方のない連中が「政府の無策」だとマスコミ「報道」を使っ
てPRしているのである。
円高は日米にとって、喜ぶべきことである。
企業は円による決済を条件に輸出すればよい。
円を基軸とすれば、円高による為替差損は防げる。
安売りの考え方を転換して高級ブランド志向にもってゆけばよいのだ。
それができないなら、輸出商業をするべき資格が無い。
現状、一ドル50円程度が妥当な水準である。
日本が独立国家としてアメリカと連立する軍事力を備え、小さな政府
による中央集権体制を確立すれば、一ドル一円のラインが見えてくる。
日本の円が実質的な基軸通貨となるときである。
日銀の制度を見直さなければならない。
金融の自由化を進めなければならない。
少なくとも日銀の一元的な金融市場独占を許すべきではあるまい。
金融庁以下の金融国家社会主義体制を体系的に廃棄しなければな
らない。
円高を嫌う企業は、売国奴的商売をしているということを恥じるべき
である。
円高は、強い日本の象徴である。
その強さを押し進めてこその企業ではないか。
誰が金を安売りしようと思うだろうか。
マスコミの家畜となってはなるまいぞ。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi