クマゼミの 絶えたる枝の 法師かな
梅士 Baishi
今日はひっそりとした旧暦の盆である。
今朝は少し涼しい。
それでも、32℃。
しかし、すっかりクマゼミの大合唱は聞かれなくなった。
ぽとぽとと落ちていった蝉の骸を弔うように、つくつく法師が経文をあ
げる。
仕事に見切りをつけて外に出ると、むっとする暑さである。
バンコクに降り立ったときのようだと思う。
しかし、ふ~っと秋風を感じる。
木立の近くでは、秋の虫時雨である。
虫の声が絶えるとき、冬になる。
季節の変化は劇的だ。
そのように、未来予言がなされる。
しかし、人々は暑さにうだっているだけである。
北朝鮮がうごめき、中国が潜行していても、ばら撒かれる餌に飛び
ついて大中国様の時代が来ると尻尾を振っている。
おろかな企業、国民であることだ。
【 就職ギャップ 】
労働人口不足をどう解消すべきかが日本の大きな課題になってい
るにもかかわらず、学生たちの新卒採用は超氷河期の困難に直面
している。
団塊世代が定年退職し、人材不足のトレンドは強まるばかりである。
不況で仕事がないというが、不況だから営業力を強化し、商品開発
を強力に推し進め、新しいサービスを提供してゆかなければならない。
消費刺激の為に、イベントを企画し、つい欲しくなる機会を増やさな
ければならないだろう。
ところが、人材不足である。
就職難の実態は、学生に対する人材としての不信感というべきでは
ないか。
わがままで、実力がなく、教養も無いくせに素直さに欠け、仕事に対
する考え方も自己中心で使命感が感じられない。
夢ばかりで、現実仕事から逃避してすぐにやめる。
骨が無いのである。
企業としては、育て甲斐さえないから、実力本位で採用しようとする。
大学は、本来研究機関ではなく、教育機関として学生を集めている
はずなのに、産業社会に通用する教員がいない。
そこに大きな教育ギャップが広がっている。
幸福の科学教育こそは最高の人材教育となるであろうにと思う。
待ったなしの課題である。
対策を考えなければならない。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi