北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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悲惨な出来事の裏側で

2006-12-17 19:37:08 | 映画
話題の映画、「硫黄島からの手紙」を観てきた。

※ 公式サイトはこちら
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/


約2時間30分という長編ストーリーの中、観ていて、正直何度も胸を締め付けられた思いがした。
「むごい・・・」と言葉で表現するのは簡単だけど、
その奥や裏にある様々なことを考えると、本当に涙なしでは観られない作品だと思う。
「お国のため」「天皇陛下の御ため」という考えのもと、アメリカ軍との対決拠点となった硫黄島。
そしてそこに集められた兵士達が「天皇陛下万歳」を叫び、悲惨な戦闘で命を落としていく。
中には戦闘ではなく、自ら命を絶った兵士もいたが、そんな彼らが秘かに書き記していたのが、家族など大切な人への手紙。
映画は、2005年の硫黄島で発掘作業に携わる人たちのシーンで始まり、
最後にその手紙が発見される場面で終わっているのだが、
正に、戦争の知られざる一面と、そこに隠された人間模様を事細かに描きこんだ大作と言ってよいだろう。
勿論、主演の渡辺謙さんをはじめとする役者さん達の演技も素晴らしかった。
私は戦争を知らない世代だけど、こういう作品を通して戦争という出来事の様々な一面を知り、
そしてそれを後世に語り継いでいく必要があるのだなあということを、この映画を観て実感させられた。
久しぶりに「いい映画を観たな」と実感した作品だった。


(今週のボウケンジャー)

ついに強敵クエスターが最期を迎えた。
まだ最終回までは時間があるので、「本当に最期なのかな?」とも思ったんだけど、
公式サイトを見ると本当に最期とのこと。
クエスターは強敵だったけど、ガイのコミカルなキャラは見ていて面白かったし、
他のネガティブと比べて、クエスターの回は、例えば第31話の映士とさくら姐さんや第36話のチーフのように、
ボウケンジャーの側も、それぞれの普段は見られない一面が引き出されるような展開になっていて面白かった。
さ、年内最後の来週はガジャの出番のようだけど、残るネガティブとの決戦ももう間近。
ラストへ向けて、息つかせぬ展開になってきた感が強い。

ところで・・・、来週はサンタの女の子が登場するそうだけど、さくら姐さんはサンタにはならないのかなあ・・・?(笑)
コメント
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