大いなる七変化

（今週の海賊戦隊ゴーカイジャー）

懐かしく、かつ大好きだった「爆竜戦隊アバレンジャー」の大いなる力と、戦隊シリーズ好例のヒロインの七変化、それも、アイムの可愛い（可愛すぎる？）七変化。
一体どっちに重きを置いたらいいのかと思ったけど、まずはアバレンジャーの方から。

以前、アバレキラー＝仲代壬琴が、鎧に「大いなる力」を授けたのに、何でここへ来て、またアバレンジャー編があるのかなと、最初は「？」だったけど、なるほど、仲代先生は、「（大いなる力の意味を）そのうちわかる」なんてお茶を濁してたんだ。
そのことと、いつかはあるかもうっすら思っていた、ゴーカイオーと轟獣神の合体を「大いなる力の使い道」という台詞で結びつけるあたり、さすが上手い持って行き方だなと思った。
アバレンジャーの合体ロボ、アバレンオーの必殺技「電撃ドリルスピン」も見られたし、ファンとしては満足。

でも、ビックリしたのは、「えみポン」こと、旧姓今中、現三条笑里の登場。
しっかり幸人と結婚してたのもビックリだけど、まさか、あの「アバレピンク」まで登場し、しかもレンジャーキーで変身までできるなんて。
そこはまあ、ファンサービスと言ったところかな。アバレキラーにチェンジした鎧が口にした「ときめくぜ」という台詞と同じで。

そしてそして、お待ちかね、アイムの可憐なる七変化。
これはもはや解説不要。マジで可愛すぎます本当に。
個人的に一点突っ込みたかったのが、女子高生に扮したアイムが言った、「埼玉から出てきて道がわからない」という台詞。
あれ、私の記憶に間違いがなければ、ロケ地はここのはず。





ここは、「さいたまスーパーアリーナ」に向かって架かる「ほこすぎ橋」という橋。
これまでの戦隊でも何度となく使われている定番ロケ地だけど、観てて、「おいおい、そこって埼玉じゃんかよ」って、心の中でツッコミを入れてしまいました。
ここもしばらく行ってなかったので、また行きたいと思っていた矢先にこういう形で登場し、何だか嬉しくなりました。
アイムの七変化は、来月の「ハイパーホビー」か、１１月の「東映ヒーローMAX」あたりがグラビアを載せてくれると嬉しいかな。

さて、来週は、昭和最後の戦隊である「超獣戦隊ライブマン」編。
イエローライオン＝大原丈が登場するけれど、演ずる西村和彦さんのインタビューが、今月発売の「New type THE LIVE」に掲載されていて、大変読み応えがあるなと感じた。
いよいよここまで来ましたね～。平成の戦隊でもまだ出てきてないのがあるけれど、子供の頃に観ていたシリーズでまだ出てきていない、「バトルフィーバーJ」「太陽戦隊サンバルカン」「電撃戦隊チェンジマン」「超新星フラッシュマン」の登場に、俄然期待を寄せてしまいます。