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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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敬称について

2016-07-11 22:22:52 | 日々のもろもろ
テレビの街頭インタビューなんかを見ていて気になることとして、芸能人をはじめ、有名人の方達のことを、呼び捨てにしている人が多いということがある。
昔、クイズに興味があり、番組を見るだけでなく、実績のあるプレイヤーの方達の本を読んだりもしていた頃、ある本に書かれていた、クイズの心得を記したコラムの中に、「問題の答えが存命の人の名前である時は、必ず敬称を付けること」と書かれてあるのを読んだことがあった。
それまではさほど意識したことはなかったのだけど、それを踏まえて色々な番組を見ていると、確かに、有名人を呼び捨てにしているのって、なんかちょっと上から目線な気がして嫌だなと思ったものだった。
一番強くそれを思ったのは、「アメリカ横断ウルトラクイズ」のとあるチェックポイントで、ジャニーズの人気グループのメンバーの名前が答えの問題を、挑戦者が「○○(その方の苗字)!」と、敬称なしで答えた時。
これはもう、ファンの人から思いっきり反感買うだろうなと思ったのを覚えている。

そんなことをずっと意識し続けてきていることもあり、このブログでも、人名には敬称を付すことを基本としている。
「基本としている」というのは、例えば人名が商品名とかイベントの冠名などに使われていて、それを紹介する際などは、敬称が入っていると逆に不自然になってしまうから、そういう場合はやむを得ず敬称を略するという意味だけど、例えそのような場合でも、本文の最後には「文中敬称略」と書くことは守ろうと思っている。

敬称と言っても、誰でも彼でも「さん」を付ければいいわけではなく、「氏」でもいいだろうし、若い人であれば、「さん」よりも「君」、「ちゃん」の方が自然な時だってある。
他にも、アスリートであれば「○○選手」という呼び方の方がしっくり来るだろうし、落語家、特に真打ちであれば、一番相応しい敬称は、何たって「○○師匠」だろう。
要は、時と場面に応じて一番相応しい敬称の付け方をしっかり使い分けることが大事だと思うんだけど、そこは色々と奥が深い部分もあると思うので、基本はしっかり守りつつも、どんな敬称が一番相応しく、不自然でないかということは、これからもきちんと考えながらやっていきたい。

最後に、私は「○○殿」という敬称は、あまり好きじゃない。
なんか上から目線のような気がするのだが、そう思うようになったきっかけは、書いてしまうと、ある人の悪口になってしまうので、ここでは省略。
そういや、「相棒」でも、右京さんや尊君は、主に伊丹刑事から「警部殿~」とか「特命係の神戸警部補殿~」とかって呼ばれてたなあ。
その影響もある?いや、それは関係ないと思うけど。
それに、「警部殿」は、角田課長も使ってましたね。失礼失礼。
コメント
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