北斗市の一角にあるグラウンド。
何やら列車が停まって、いや、置かれていますねえ・・・。
おお、寝台列車、ブルートレインですか。
実はこれ、北海道新幹線の開業により昨年8月に運行を終えた、寝台特急「北斗星」の車両なのです。
この「北斗星」の客車は、札幌市のJR北海道苗穂工場から、専用トレーラー3台を使って陸送され、8月7日から一般公開が始まる予定となっています。
北斗市の市民団体が、同じ「北斗」が名前に使われている「北斗星」の車両を北斗市で保存する計画を立て、クラウドファンディング(ネット上で賛同者から資金を集める仕組み)を中心に集めた資金を移送に充てたとのことです。
今はまだ、こうして外からしか見ることができないけれど、一般公開が始まると、きっと全国から鉄道ファンが集まることでしょう。
この場所は、北斗市茂辺地(もへじ)地区にある「茂辺地体育センター」のグラウンド。
新幹線開業と共にJRから経営を引き継いだ「道南いさりび鉄道」の茂辺地駅が最寄駅です。