北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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エリアメール

2020-05-02 20:55:36 | 日々のもろもろ

 

エリアメールで届いたので、着メロを聞いて、「こんなときに緊急地震速報!?」と身構えてしまいました。

札幌と道外に関することが主体だからでしょうか、釧路は、何だかいつもと変わらないような気がします。

午前中買い物に行ったけど、家族総出と思われる人達や、4~5人の学生グループと思われる人達がいましたし、驚いたのは、「ソーシャルディスタンス」の関係で距離を空けて並んでいるのに、レジでお金を払っている人のすぐ後ろに誰もいないと勘違いしたのか、割り込もうとした人がいたこと(ご年配の男性)。

また、近所にあるホームセンターの駐車場は、ただでさえそれほど広くないのにほぼ満杯でした。きっと店内も、それなりに密状態だったことと思われます。

連休明けが怖い気がします。

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炭鉱展示館

2020-05-02 13:45:20 | 釧路&釧根地方

 

釧路市内を一望できる高台「青雲台」と呼ばれる場所に、このような建物が存在しています。

 

 

看板のとおり、「太平洋炭礦」に関する資料を展示している場所です。

 

 

屋外展示されている大きな機械。

これは何でしょう?

 

 

 

文字が擦れてしまってますが、「コンティニュアスマイナー」というもので、前方にある切削刃付き回転ドラムで石炭を切削し、その石炭を掬い取って、コンベヤで後方の運搬装置に運び入れる作業を行う機械です。

第二次世界大戦後、アメリカの炭鉱で、この機械を使った採炭技術の進歩が見られたそうです。

 

 

館内は、以前は係員さんが常駐していたそうですが、現在は無人化されており、敷地内にある体育館で入館手続きをして中に入ります。

入ると、早速このような物がお出迎え。

 

 

凄いですね。これだけで6トンもあるとは。

これだけのものを採炭し、運搬するというだけで、いかに凄い技術であるかが窺えます。

 

 

館内には、炭鉱に関する様々な展示が。

 

 

 

 

以前紹介した「永住町」のような、炭鉱周辺の、「炭住街」と呼ばれた地域の模型です。

 

 

「模擬坑道」。

面白そうですね。

 

 

 

 

 

 

 

これは凄い。

実際に活躍していた機械の数々を展示することで、坑道の様子が再現されています。

 

 

 

「ガス検知器」。

そういえば、北海道の炭鉱でも、坑内でのガス突出事故が発生したことがありました。

小学生の頃、夕張の炭鉱で発生した事故の報道は朧気に覚えています。子供心に、胸を痛めた記憶があります。

そういえば、高精度の検知器が開発される前は、カナリヤを坑内へ連れて行ったことがあったと聞きました。

カナリヤは常に鳴き続けている鳥ですが、高濃度のガスに触れた途端に沈黙してしまうことから、その様子でガスの突出度合を調べていたんだそうです。

今から思えば、それも何だか切ないというか、哀れな話のようにも感じられますね。

 

 

 

展示館の外。

御覧のとおりかなり広い敷地で、何か有効活用の手立ては・・・と思ってしまいますが、実はここには以前、「太平洋スカイランド」という多目的総合レジャー施設があったんだそうです。

この広い敷地内に、遊園地、ボウリング、プール、スパリゾート、ホテルなどがあり、道東地方随一の巨大レジャー施設として賑わったとのこと。

昭和44年(1969年)に開園し、平成14年(2002年)3月、先程の「炭鉱展示館」を除いて閉園となりました。

ということは、前回釧路に住んでいたとき(平成14年4月に転勤で釧路に来ました)は、閉園直後だったんですね。

見てみたかった気もします。

 

 

 

現在、敷地内には、「青雲台体育館」と「青雲台斎場」が存在していますが、先日の記事で触れた「春採神社」という神社も、昭和56年(1981年)11月にこの地に遷座されていました。

「ヤマの氏神」として崇められ続けたこの神社も、平成14年1月の炭鉱閉山に伴い、同年7月、愛媛県大三島の「大山祗(おおやまづみ)神社」に御神体が返還され、現在は、社殿なども取り壊されてしまっています。

 

(「炭鉱展示館」はこちら

コメント (2)
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