鶴ヶ岱公園散策の続きです。
公園の一角に、何やら格調高そうな、和の風情が感じられる場所があります。入ってみましょう。
日本庭園のようですが、「鶴翔庵」という建物も気になります。
この「鶴翔庵」は、平成元年(1989年)に完成した、京都の北山杉を使った数寄屋造りの茶室で、茶道や華道、歌会等に利用されているそうです。
現在は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため一時的に閉鎖されているそうですが、落ち着いたらまた開催されるのでしょうかね。見てみたい気がします。
平成29年(2017年)に、釧路造園組合創立50周年を記念して庭園が新たに造成され、ツツジやヤマボウシなどの植樹、藤の木の寄贈があったそうです。
何やら石垣のように見えますが・・・、
「ブラタモリ」でもたまに出てくる「野面積」という積み方でした。
「野面積」とは、その名のとおり、自然の石を、加工せずにそのままの形で積み上げる積み方なのですが、お城の石垣に用いられるものが多いと聞いています。
でもここは城跡ではないはず・・・、それとも何かあったのかな・・・。
遊具や広場もあり、市民の憩いの場ともなっています。
これは何でしょうか・・・?
実はこの鶴ヶ岱公園はチューリップで有名な公園で、毎年5月末に開催される「チューリップフェア」には、市内外から観覧に来る多くの人で賑わうそうです。
残念ながら今年は中止だそうですが、チューリップ自体は例年どおり咲くと思うので、公園の入場ができるのなら、ぜひ行ってみようと思います。
これは、昭和63年(1988年)に完成した、全道でも屈指の規模を誇る「武道館」。
1階は剣道、銃剣道、空手道などの武道場で、2階は弓道場として使われています。
(「鶴ヶ岱公園」はこちら)