新川散策の続きは、こちらの公園。
こちらは住宅街にある、比較的大きな公園です。
野球ができるグラウンドもあり、
走って上り下りすると楽しそうな小高い丘もあり、
そして藤棚もありと、見て歩くだけでも楽しめる場所です。
そんな公園の一角にある「不撓不屈」の文字が刻まれた碑。
一体何の碑かな・・・。
なるほど、開拓の歴史に関するものでしたか。
解説文にもあるとおり、北区新川地区の開拓は、明治22年(1889年)に入植が始まったことで本格化し、一面の湿地帯であった場所を、動力や機械の技術が未開発であった時代に、人力で開拓を押し進めるのは、現在からすれば想像を絶するような苦労があったものと思われます。
正に、碑に刻まれている「不撓不屈」の精神によって成し遂げられた一大事業であり、それを成し遂げた屯田兵や一般入植者の功績を称え、後世に語り継いでいくために、開基100年である平成元年(1989年)に、この碑が設置されたということだそうです。
現在のような一面の住宅街からすると、かつては湿地帯だったということが全く想像がつきませんが、先人達の「不撓不屈」の精神による開拓のおかげで今があるということは、新川地域だけでなくどこにおいても、決して忘れてはいけないことなのだろうと思います。
~オマケ(余談)~
公園近くに、こんな表記の電柱を見つけました。
「東栄」・・・、東区の本町というエリアに「東栄中学校」という中学があるのだけど、そこからはずっと離れています。
どういう意味があるんでしょうね・・・、興味深いです。