年前に、札幌ドーム近くの「茶楽逢」さんにお邪魔して以降、日本茶の専門店にも興味を持つようになってきましたが、先日、大通まで行ったついでに、以前から気になっていたお店を訪ねてきました。
地下鉄バスセンター前駅、中央バスや都市間バスが発着するバスセンターの側にある「玉翠園(ぎょくすいえん)」さんです。
お目当ては、お茶もさることながら、店内でいただけるというスイーツもあります。
昔ながらのお茶屋さんという雰囲気の店内。
最近こういうお店も少なくなりました。
小さな囲炉裏でお湯を沸かしているんですね。
ウェルカムティー(和のお店だからその表現は不適切かもしれないけど)として、ほうじ茶をいただきました。
深煎りで大変香ばしく、口に含む前からその風味の虜になってしまいそうです。
こちらのお店は、昭和8年(1933年)に創業した、宇治静岡を中心とした日本茶専門の卸問屋で、昭和34年(1959年)には札幌市中央卸売市場内に営業所を開設。平成8年(1996年)に本社ビルの新築に合わせ、卸問屋としてだけでなく、一般の人たちにも商品を提供する専門店として営業するようになり、現在に至っているそうです。
お店の名前「玉翠園」の「翠」とは、ヒスイのことだそうです。
オーダーしたのが、一見ソフトクリームかと思いますが、商品名は「雪萌えパフェ」。
十勝産の牛乳と粒あん、それに完熟抹茶を薄茶一服分練りこんだアイスで、純白な牛乳で北海道の雪をイメージし、抹茶では、春から夏にかけての新緑の萌黄色を表現しているそうです。
これは、季節に関係なく美味しく味わえる逸品だと思います。オススメです。
最初に出されたほうじ茶があまりにも美味しかったので、ティーパックでも購入。
職場で飲んでますが、近くの席の人にも風味が伝わるくらいの香ばしさが魅力です。なくなったらまた買いに行くので、そのときには違うスイーツでも。