北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ラベンダー発祥の地

2022-07-30 16:48:55 | 札幌

今日は真夏日の北海道。

7月も明日で終わり、お盆を過ぎると少しずつ秋めいて来るのかなと思います。

 

 

6月から7月にかけて、札幌市内でもあちらこちらで見られるラベンダー。

今年はそろそろ時期も終わりですが、来シーズンに向けて、一つ、ラベンダーに関する歴史スポットを紹介しておきます。

 

 

 

場所は、南区南沢というエリア。

 

 

 

これは、昭和15年(1940年)、南沢にある農園で、日本で初めて、香料としてのラベンダーの栽培が行われたということに触れたうえで、ここが「ラベンダー発祥の地」であるということをPRしているものだけど、以前、ここに書かれている「曽田香料」という会社について、西区二十四軒に工場があり、昭和13年(1938年)に、そこでラベンダーの試験栽培を行っていたということに触れて、あくまで私見ですが、「本当の『発祥の地』は、(南沢ではなく)二十四軒なのでは?」ということを書いたことがありました(こちら)。

別に、どちらが「発祥の地」なのかについて論争が起こっているわけでもなさそうだけど、二十四軒説については、札幌市が公式に監修しているパンフレットにもその旨が書かれているので(こちら)、西区民としてもそちらを支持したいところですが、南沢がこうしてPRしていることは、それはそれとして尊重したいと思います。同じ札幌市内なんだしね。

 

 

ということで、その「発祥の地」の解説板付近のラベンダーの写真。

 

 

 

 

綺麗に咲いていて、道行く人を楽しませてくれますね。

 

 

この場所は具体的に南沢のどこかというと、こちらの神社。

 

 

 

「札幌南沢神社」という神社で、書かれているとおり、明治30年(1897年)、「札幌三吉神社」(こちら)の分霊を受けて祠が建てられたのが創祀とされ、大正2年(1913年)に現在地に移転しています。

地域を見守る小さな神社という雰囲気で、商売繁盛、縁結び、五穀豊穣、合格祈願、就職祈願等に御利益があると言われています。

 

 

 

 

 

 

狛犬を見ようと思ったのですが、一対も鎮座していませんでした。

こういうのはどうなんでしょう、珍しいのかな・・・。

 

コメント
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