皆さん、このオレンジ色の飲み物を御存知でしょうか?
「リボンナポリン」という炭酸飲料です。
鮮やかなオレンジ色が特徴的なこの飲料は、明治44年(1911年)に誕生した、北海道限定の商品です。
無果汁で、パプリカの色素が使われているそうですが、地中海地方の果実であるブラッドオレンジを原料にしていたことから、イタリアの「ナポリ」に因んで「ナポリン」と名付けられたそうです。
たまに、道外でも物産展で販売されることがあるようなんだけど、基本的には北海道限定です。
ものすごく久しぶりに飲んだのだけど、子供の頃はよく飲んでいた記憶が蘇ってきて、懐かしい思いがしました。
誕生から111年も経っていたとは、驚きです。きっと、様々な思い出が多くあるという方も多いことでしょう。
五年前、東京での研修に参加して、全国から来た研修生と交流する中で、北海道と言って思い浮かべる炭酸飲料として、「ガラナ」を挙げる人が多かったのだけど、私はこちらの方がオススメ(と言うより、ガラナは苦手)。
きっと、一度飲めばハマると思います。
関連商品である、レモン風味のサイダー飲料「リボンシトロン」もオススメです。
どこで飲んだかというと、↓の施設にあるレストラン。
先週土曜日、札幌の歴史文化を研究するワークショップに参加して立ち寄ったのだけど、私はビールが飲めないので、「リボンナポリン」をオーダー。
ビールの歴史が研究テーマの一つだったのだけど、111年という歴史がある飲料ということで、こちらを研究テーマにしてみるのも面白いかもと思いました。