札幌市内を流れる「豊平川」に架かるアーチ橋。
豊平川に架かる橋の中でも、特に印象的なデザインの一つです。
「みずほおおはし」。
漢字だと「瑞穂大橋」と書くのかな?
と思いきや、「水穂大橋」という表記でした。
白石区菊水と、中央区苗穂駅前を結ぶ橋で、菊水の「水」と苗穂の「穂」を取って「水穂大橋」と名付けられました。
この橋の構造は「鋼床版バスケットハンドル形ニールセンローゼ橋」と呼ばれるもので、アーチと橋桁を結ぶ、斜めに張ったケーブルが特徴的です。
豊平川に架かる橋としては比較的新しい橋で、この橋の菊水側が、地下鉄が下を走る「南郷通」という幹線道路となっていて、近くを走る国道12号の混雑緩和を目的として架けられました。
札幌のシンボル、時計台とライラックの花がデザインされています。
橋の欄干のデザインに注目してみるのも面白いものです。
雄大な豊平川の流れ。
四季おりおりの姿を見せることで、札幌市民をはじめ、多くの人に親しまれるか川であり続けています。
遠くからも目立つ立派なアーチが印象的です。
橋の色も、札幌市の都市景観にマッチするよう、手稲山や藻岩山の背景に近い「ライトブルーグリーン」となっています。