先日、相互フォローをいただいている方のブログで、「札幌にオープンした『猿田彦珈琲』でエスプレッソをオーダーしたところ、震えるほど酸っぱかった」という趣旨の記事を読ませていただきました。
札幌の「猿田彦珈琲」、気にはなってたのだけど、コーヒー自体以前ほど飲まなくなっているので、足が向くこともありませんでしたが、私も以前、別なお店で同じような思いをしたことがあったので、「ああやっぱりそういうことがあるんだ」と感じました。しっかり頭に入れておきたいと思います。
という書き出しと、関係あるようなないようなという話題。
毎月、ガイドサークルの例会で使用している、JR函館駅近くの「函館市総合福祉センター あいよる21」の前庭に、こんな石碑を見つけました。
「猿田彦大神」と書いてあります。
詳しい解説がありました。
解説のとおり、ここは「箱館村」という村と、「亀田村」という村の境だったそうです。
「猿田彦大神」という神様は、名前こそ聞いたことがあったけれど、道案内の神様だということは初めて知りました。
この神様は「みちひらきの大神」といわれており、日本神話における天孫降臨の際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂(宮崎県高千穂町)へと導いたとの言い伝えがあります。
みちをひらくことから、学業や仕事をいい方向へと導いてくれるという御利益があるそうで、高千穂から、天宇受売命(あめのうずめのみこと)と一緒に、本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻って、当地をはじめ全国の開拓に当たり、三重県にある「猿田彦神社」という神社ルーツとなったそうです。
函館にもこの神様を祀る神社があるそうなので、今度行ってみることにします。
因みに、冒頭で触れた「猿田彦珈琲」さんも、この「猿田彦大神」から名前を拝受されているのだそうです。