昨日の記事で、旧北海道工業試験場として使用されていた建物を紹介しましたが、八軒エリアには、もう一つ、地域産業の歴史上欠かせない場所の跡地を活用したスポットがあります。
それが、「農試公園」という場所。
大正14年(1925年)に開場した「北海道農事試験場」の跡地を活用し、昭和50年(1975年)に誕生した公園です。
行ってみましょう。
公園の入り口は何箇所かありますが、そのうち、JR函館本線沿いでは、琴似発寒川の澄んだ流れを見ることができます。
川に沿う形で進んで行きます。
廃材を活用した舗装が施されています。エコですね。
途中に記念碑を見つけました。
昭和天皇が、昭和11年(1936年)に開催された陸軍特別大演習視察のため来道した際、農事試験場にも訪れたことを記念する碑だそうです。
この日(9月7日)の札幌は大変な酷暑でしたが、この通路周辺は、大きな木もあり、日陰で涼むことができるのが有難いと思いました。
なるほど、町内会がライラックの植樹を。
札幌市の木に制定されているライラックの木が大きく育つのが楽しみです。
少し歩くと、道路が見えてきました。
ここは、子供たちを対象とした自転車コースです。
私が子供のころから恐らくあったと思うけど、私がここを走ったことは・・・あったかな・・・?(多分あると思う)
ここで自転車の貸し出しを受けることができます。
子供たちには少々難しいルールもあると思うけど、自転車事故が依然として多く発生している昨今、こういう場所でしっかりとルールを学んで、安全運転に徹してほしいものですね(勿論我々大人もですが)。
~つづく~