北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ルーツを探る~その2~

2017-06-17 15:57:15 | 懐かしの思い出



先週までの東京滞在では、二回週末を挟んでいたこともあり、休みの日は、遠くへは行かなかったけれど、近郊をぶらり歩きしてきた。
そんな目的地の一つが、国立市。
小平からだと、西武線に乗り、国分寺で中央線に乗り換えるというルートだけど、この間は鉄道は使わず、歩き通してみた。








駅前にある商店街。
別に買い物が目当てというわけではないが、実はここは、私にとっては大変思い出深い場所。

早いもので、今年で亡くなられて十一年になる、「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」で「へドリアン女王」を演じられた、女優の曽我町子さん。
曽我さんは、亡くなられるまで、芸能活動の傍ら、国立市で、「ステラ」というアンティークショップを経営されていて、私も一度だけ、仲間達と一緒にお邪魔したことがあった。

あれは、十三年前、2004年の12月18日(土)のこと。
この五ヶ月前、現在も交流の続く仲間達との初対面となったオフ会の時にも、仲間達は曽我さんにお会いするべく「ステラ」を訪問していたのだが、何と何と、スケジュールの都合で参加できなかった私に対し、曽我さんは動画でメッセージを授けて下さり、それがきっかけで、私は、「ナナマガラー」というHNを名乗るようになった。
そんなことがあったので、初対面の御挨拶と、名前を授かったことに対する感謝の意を表したく、仲間達に同行して、初めての訪問と相成った。

初対面の際、デンジマンでは、敵のベーダー怪物が誕生した瞬間、女王の御前で「※1○○ラーめにございます」と名乗ることが多かったので、私もそれに倣い、「ナナマガラーめにございます」と名乗ることも考えたのだが、実際は、ごく普通と言うか、とりあえず失礼ではないと思われる挨拶になったように記憶している。
滞在時間は1時間弱だったように思うが、当時のメモを見ながら思い出すと、その間私達は、店内の商品や展示の中から、「ベーダー水」(ミネラルウォーター)なるものの振る舞いを受け、後半には、人生訓と言ってもよい、有難いお言葉を頂いていた。

そして退店する際、初訪問であった私は、店内で本名と住所を登録していったのだが、この二週間後の2005年元日、何と何と、曽我さんご本人から年賀状を頂くことになった。





これがその年賀状。(当時は釧路市に住んでいました)
大変驚いたのと同時に、感激してすぐに返信をしたため、郵便局へ急行したのを覚えている。(当時のアパートは大規模郵便局のすぐ側だったので、ポストではなく窓口で投函した。)
勿論、生涯の宝物として大切にしていきます。

とまあそんなわけで、私にとっては、その時以来十三年ぶりの国立訪問だったけど、自分の今に至るきっかけとなった場所ということで、この思い出は今後とも大切にしていかねばと思います。


※1 「電子戦隊デンジマン」のベーダー怪物は、ムササビの怪物で「ムササビラー」、シャボン玉の怪物で「シャボンラー」など、「○○ラー」という名前であった。


※2 上から二枚目と三枚目の写真は、商店街の一角を撮ったもので、「ステラ」のあった場所ではありません。「ステラ」のあった場所は、現在は別な業種の店舗となっているため、ここでは掲載いたしません。
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