とうとう閉館の日を迎えてしまった「札幌エスタ」。
45年・・・。
開館したとき、私は5歳でしたが、朧気だけど覚えています。
当時の核たるテナントだった「札幌そごう」の雰囲気と人の多さを。
先ほどリンクを貼った記事でも触れていますが、閉館を惜しむ人たちの手によるメッセージボードが物凄いことになっています。
このメッセージの意味、私と同年代か上の世代の道民なら恐らく知っていると思います。
そう、このCMですね。
札幌市内の他のデパートにはこういうCMがなかった(昔も今も)ので、余計印象に残っています。
そう、私も小学校の頃からずっとお世話になりました。
父親の転勤で札幌に来たのが、小学校5年生だった昭和59年(1984年)。その頃のことも割とよく覚えてますよ。
地下街直結の出入口。
地下1階は大規模な食品売り場。
釧路にいたとき、釧路に戻るべくここの1階から高速バスに乗るのに、車内で食べる夕食の弁当を買ったのが思い出かな。
地下1階の奥には大規模なフードコートが。
一番よく利用したのはこちらでした。
地上1階の出入口。
そごう閉店後の核たるテナントだった「ビックカメラ札幌店」。
22年前、ここで初めて自分のPCを購入しました。
そごうがあった頃から店内の構造に変化はなかったのだけど、当時からずっと不思議で面白かったのが、3階と4階の一部が、階境がぶち抜かれていてこのように繋がっていたこと。
後悔してます。子供の頃からずっと疑問に思っていたのだから、HBC「今日ドキッ!」の「もんすけ調査隊」か、HTB「イチオシ!!」の「特命係」にでも調査依頼をすればよかったと。
でも、これもまた、自分の中で思い出として残っていくと思います。
エスタの店内で一番思い出として残っているのが、そごう時代、7階にあった書店でした。
入ったことはありませんでしたが、7階は、最後は「ニトリ」で賑わっていました。
記憶に間違いがなければ、書店があったのは、このエレベーターの側だったと思います。
違ってるかもしれないけど、この一角じゃなかったかなと。
その書店で買った本として、はっきり覚えているのが、昭和61年(1986年)に発刊されたこの本。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」の本は、当時地下街「ポールタウン」に直結していた「旭屋書店」か、琴似の「紀伊国屋書店」で買ったことが多かったのだけど、第10回だけは、そごうで買ったのをはっきりと覚えています。
これまで、「書店」としか書いていなかったけれど、「明正堂書店」というお店だったと思います。本当にお世話になりました。
その他、館内の印象に残った施設として、
などがあります。
最後はこちらのニュースで。
沢山の人にとって「人生の一部」だったであろう「札幌エスタ」。
本当にありがとうございました。記憶と思い出は一生ものです。