日本に「国道」いくつある?一番長い&短い路線は?国道にまつわるアレコレ(くるまのニュース)
少し前になりますが、興味深いニュース記事を見つけたので、温めておきました。
日本国内の国道は、全部で459路線ありますが、このうち北海道内には48路線あります。
一番長いのは、札幌と道東の標茶町とを結ぶ国道274号で、一部未開通の区間があるものの、総延長は実に316.6kmあります。
逆に一番短いのは、道東の羅臼町と標津町とを結ぶ国道335号で、延長は42.4km。広大な北海道では考えられない短さにも思えますが、日本で一番短い路線が、兵庫県にある国道174号で、わずか0.2kmという、「何それ?」という数字であることを考えると、「上には上が」ならぬ「下には下が」あるものなのだなと思います。
では、リンク記事では話題になってませんが、北海道で一番数字の大きい国道は?
札幌圏の方以外にはあまり知られていない向きもあるようですが、北海道で一番数字の大きい国道は、札幌市豊平区から、支笏湖を経由して伊達市へ通じる国道453号です。
札幌市を抜けると、沿線に観光スポットも多く、長い国道を走っているように感じますが、札幌市内は、住宅地、それも一見して「ここ国道なの?」と思ってしまうような幅の狭い区間を走ったりもしているので、それで、あまり印象に残らない向きもあるのかなと思います。
北海道の国道というと、都市部の中心街でも片側2車線とか、結構広いイメージを持たれる方も多いと思いますが、写真の札幌市南区石山地区を走る国道453号は、御覧の通り片側1車線しかありません。
元々道道だったのが、平成に入ってから国道に昇格した路線ということもあるのでしょうけど、北海道の雄大な大地をゆったりと走る国道というイメージを持たれている方にとっては、少々意外に映るのかもしれません。