第25連隊本部跡地内は現在はすっかり住宅街となり、様々な施設が建っていますが、お寺もありました。
真宗大谷派の「豊原寺」。
読み方は「とよはらでら」ではなく「ほうげんじ」ですが、名前の由来は、「とよはら」と読む地名だそうで、昭和23年(1948年)に、当時の住職が、旧樺太の豊原市から引き揚げてきて、その二年後に寺院として開設されたのがはじまりとなっています。
このことから、現在でも、旧樺太出身者ゆかりのお寺とされているそうです。
阿弥陀如来を本尊として祀っています。
「温故知新」。久しぶりに聞きました。
目まぐるしく流れる時間の中にあって、「故きを温ねる」余裕もないのが実情かもしれないけれど、以前に学んだことや経験したことが、今を生きる人々の土台になっているということは、忘れてはいけないと思います。
続いては、「豊原寺」からも近い「光徳寺(こうとくじ)」。
明治25年(1892年)、現在の清田区北野に日蓮宗の信者が集ってお堂を創したことがはじまりとされており、同30年(1897年)に現在地に移転しています。
ところで、「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」の影響か、最近、お寺や神社を訪問すると、「札幌市〇〇区 〇〇寺(若しくは〇〇神社)やって参りました」という、「しあわせ散歩」冒頭でのオクラホマ河野君の挨拶が自然と浮かんでくるんだけど、「札幌市豊平区 光徳寺やって参りました」という挨拶が頭をよぎった瞬間、「あれっ、その挨拶聞いたことあるかも?」という思いが。
HTBイチオシ「しあわせ散歩」の取材が来ました! – 曹洞宗 禅宗 光徳寺
そうなんです、実際こちらは、一昨年の10月に、河野君と土屋アナが訪れていました。
リンクした記事にもあるとおり、光徳寺さんにとって初となるメディア取材だったそうです。
ブランコに乗ってはしゃぐ(?)土屋アナが可愛いです。
「しあわせ散歩」の取材は一昨年の10月、紅葉の時期だったそうですが、私が行ったときは、ちょうど桜が綺麗に花開いていました。
花見を楽しむようなスポットではありませんが。地域の人たちにとっては、毎年春先に明るい話題を届けてくれるものとして浸透しているのだろうと思います。