北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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激辛は苦手ではない

2016-05-18 21:45:56 | 日々のもろもろ
職場で、ハバネロ入りクッキーのおすそ分けを受けて食べてみた。
感想としては、口に含んだ瞬間はそんなでもなかったけれど、徐々に辛さが浸透し、これは、眠気覚ましに効果てきめんかなと。
(「相棒」で、米沢さんが、夜を徹して張り込み中の右京さんと薫ちゃんに、「浅草名物激辛煎餅」を差し入れたことがあったのを思い出した)

自分では、この手の食べ物は決して苦手ではないと思っており、こういう物でも躊躇わず口にできるのだけど、いつだったか、娘から、ドキッとすることを言われたことがある。
曰く、「辛い物を食べて、『辛い』と口にする人は、実は辛い物が苦手」なのだという。
ウーン、なるほどと思った。自分では平気だと思っていることでも、実は潜在的には苦手で、それが、ふとした時に表に出てしまうということは、ひょっとすると結構あるのかもしれない。
人間関係でもそうかもしれないし、仕事でも、例え一つのことを長くやっていても、細かい部分で得手不得手ってのはどうしてもあるのだろうと思う。
それを克服しようと努力することは無論大切だけど、自分でも意識していない潜在的な部分となると、なかなかそれも難しいのかなと。

話を戻すと、一口に「辛い物」と言っても色々で、私が苦手ではないと思っているのは、↑でリンクしたような、所謂「激辛系」の食べ物なのだが、実を言うと、生姜と辛子は子供の頃からずっとだめ。(肉の生姜焼きは大丈夫だけど)
ワサビも、高校生頃までは、寿司は常にサビ抜きというくらい大の苦手だったのだけど、20歳前後に、寿司だけは頑張って克服し、刺身を食べる時に、醤油に溶いたり、刺身の上に乗せて、それを醤油に浸して食べたりすることも、最近になってようやく大丈夫になってきた。
て言うか、ワサビに関しては、一度克服すると、今まで苦手だったのが嘘のように、積極的に口にするようにもなってきたのが、自分でも怖かったりしている。

でも、それだって、「食べられるようになった」ということと、「苦手を克服して得意になった」ということとは、ひょっとするとイコールではないのかもしれない。
考えればキリがないくらい奥深い問題なのかもしれないけど、何事も、苦手を克服するためには、まずは苦手意識を捨てられるよう努力することが大事だと思うので、激辛系の食べ物も、決して苦手ではないと思い続けていくのが一番なのかなと思う。
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