北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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よかれと思って

2016-05-17 22:25:50 | 日々のもろもろ
こないださらっと触れた、「小学校の頃からそうだったんだ・・・」という話。

何かって言うと、よかれと思ってやったことが、実は問題であるということに気付いておらず、それを実行したことで、大ごとにはならないまでも、それなりに波紋が広げてしまうということ。

何があったかと言うと、小学校1年生の時の学級通信にこんなことが書かれてあった。
タイトルは「はやり出した『ばくりっこ』」。

「先日、ナナマガラー君が、『先生、これ見て』と、消しゴムを見せに来ました。聞けば、〇〇君と『ばくりっこ』したとのこと。ナナマガラー君は、〇〇君の持っていた消しゴムを見て、『欲しい』と思ってばくりっこしたそうなのですが、〇〇君に、ばくりっこした消しゴムを見せてもらうと、まだ新しく大きくて立派な物だったのです。これは問題だと思い、他の子供達にも聞いてみたところ、何と、多くの子供達が、同じような経験があるとのことでした。このようなことは、物を大切にするという点からして問題だと思うので、今後、このようなことはしないように、子供達に言い聞かせました。」

事の是非は別にして、私が子供心に単なる自慢したい思いから先生に話したことで、『ばくりっこ』が禁止になってしまい、もしかしたら、そのことで、お父さんお母さんに叱られたりした同級生もいたかもしれないというわけで、正に、私のしたことがクラス中に波紋を広げてしまったという出来事だったというわけです。

まあこの話は、小さい頃にはありがちな他愛無いことなのかもしれないけれど、非常に情けない話ながら、実は最近もやらかしましたんでございますよ、ルール上よろしくないとされていることを知らずにやってしまい、大ごとにこそならなかったけど、関係ない同僚を巻き込んでしまったということを。
仕事だけでなくプライベートでもそうだけど、一見何気なく問題なさそうなことであっても、きちんと問題意識を持って行動しないと、いつか痛い目に遭うぞという警告だと受け止めなきゃですね。

今日は、約四十年前、私が物心つくかつかないかの頃の出来事を調査し、書類と格闘してました。
これも、当時の人達は、「それで大丈夫だろう」と思ってやったのだろうけど、よもやそのことが四十年後まで尾を引くとは、誰も思っていなかったでしょうなきっと。

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