北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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新川皇大神社

2021-06-15 19:17:17 | 札幌

お寺の次は再び神社へ。

「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」で紹介され、興味を持っていた神社へ行ってきました。

 

 

 

北区新川にある「新川皇大(こうたい)神社」。

名前から想像がつくかもしれませんが、かの伊勢神宮と繋がりがあり、創祀に当たって、伊勢神宮の一社である「皇大神宮」から、「皇大」の名を用いることを許可されたというのが名前の由来だそうです。

 

 

手水舎がありますが、何やら気になることが書かれています。

 

 

そうなんです。近づくとセンサーが反応して、お水が出るのです。

コロナ禍の今にとっては、有難いものだなと思います。

 

 

こちらは、平成26年(2014年)に、創祀110周年を記念して設置された十二支像。

西区西野にある「西野神社」を思い浮かべましたが、何か違いはあるのかな・・・。

 

 

私は丑年ですが、「諸芸」はともかく、「学業」は、今の私には縁遠いですよ・・・。

 

 

なるほど、自分の干支か、あるいは願いごとのある干支のどちらかをさすればいいということなんですね。

そこに、「西野神社」との違いがありました。

 

 

じゃまあ、今の私にとっては、やっぱりお隣の寅ですね。寅をさすりましょう。

 

 

はい、宜しくお願い致します。

お陰様で、私も家族も、みんな元気でやっております。

 

 

一応、と言ったら失礼ですが、自分の干支もさすっておきます。

 

 

「新川皇大神社」は、明治37年(1904年)、地元開拓の神として、「堤兵三郎」という人物の耕作地に地神碑を建立したのがルーツとされています。

同41年(1908年)9月20日に本殿遷座の儀が行われ、その後、近くを流れる「新川」の改修工事に伴い遷座を余儀なくされ、昭和31年(1956年)9月20日に、御造営、本殿遷座祭の儀が行われました。
やがて、風雪により、本殿・社務所の傷みが著しくなったことから、昭和60年(1985年)に本殿、次いで平成7年(1995年)に社務所が改築されています。

 

 

 

 

お出迎えする狛犬は、何だか穏やかな表情をしていて、心が和みます。

 

 

敷地内には、町の歴史にまつわる碑が建立されています。

 

 

「馬頭観音」とか「馬頭大神」というのは、それこそ全国あちらこちらで見受けられますが、このように解説文が併設されているのは、もしかすると珍しいかもしれません(そんなことない?)。

 

 

 

「天照大神」が正面に来ていますが、御祭神は、天照大神も含め、豊受毘賣神(とようけひめのかみ)、品陀和気命(ほんだわけのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、三宝荒神(さんぽうこうじん)の六柱がおり、このような標柱が建立されています。

 

こちらの神社では、年間通して幾つかの祭事が行われていますが、中でも有名なのは、毎年3月に開催される「人形供養祭」で、全国から、不要になった古い人形が送られてきて、一斉に供養が行われています。

「しあわせ散歩」でも紹介されていて、土屋まりアナが、実家(埼玉県)に保管されている、少女時代からの遊び相手だった人形を持ってくると話していましたが、その後どうしたのかな・・・送ってもらったのかな。

そういえば、私の大好きな特撮作品である「大戦隊ゴーグルファイブ」(昭和57年(1982年))にも、敵の「暗黒科学帝国デスダーク」が、人間によって、道端や川辺、家の軒下などに捨てられた人形に、合成怪獣クジャクモズーの放つ矢を撃ち込み、呪いの心を植え付けて、人間達に復讐させるというエピソードがありました。

本当、物は大切にしなければいけませんね。

 

 

そうそう、「イチオシ!!」といえば、北海道の月刊情報誌「財界さっぽろ」の最新号に、メインMCの高橋春花アナ(HTB女性アナウンサーでは私のイチオシ(一推し))のインタビューが掲載されているそうです。

買ってまで読もうとは今のところ思ってないけど、図書館が再開されたら真っ先に読みに行きますよ。

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琴似神社のルーツ

2021-06-14 18:43:58 | 札幌

先日、西区琴似にある「琴似神社」について書いた際、琴似神社のルーツとして、

「明治8年(1875年)、この地に屯田兵として入植した240戸の有志が、臥牛城(現在の宮城県亘理町)城主『伊達成実』(だてしげざね・伊達政宗の重臣)を『武早智雄神』(たけはやちおのかみ)として祀り、『武早神社』を建立したのが最初とされています。」

と書いていましたが、この「武早神社」ってどこにあったのだろうと思って調べてみると、琴似神社からそれほど離れていない場所でした。

 

 

その場所に現在建っているのは、実は神社ではなくお寺。

日蓮宗の「日登寺(にっとうじ)」というお寺です。

 

 

明治8年(1875年)、屯田兵第一中隊が入植した際、隊員の東山源左衛門、源八郎親子が郷里(現在の宮城県亘理地方)より捧持した、軍神清正公の像を現在地に祀り、それが、琴似神社のルーツとなる「武早神社」となったというわけですが、翌年、当時の元村、現在の地下鉄東豊線環状通東駅近くにある「本龍寺」というお寺からお堂を譲り受け、昭和29年(1954年)に寺号を公称し、現在に至っています。

 

 

 

 

 

見えずらいですが、「さっぽろ文庫」によると、この仁王像は、全長5メートル余りの木造で、道内一とされていますが、今もそうなのかな・・・。(「さっぽろ文庫」は昭和52年(1977年)の刊行)

ちょっと検索すると、別なお寺に、道内最大級らしい仁王像があるやに書かれている記載を見つけました。

少なくとも昭和52年当時は道内最大級だったということなのでしょう。引き続き調べてみます。

 

 

 

昭和15年(1940年)建築という、歴史ある本堂ですが、いつも神社ばかりで、お寺へ行く機会はそんなになかったので、気分的には新鮮に感じます。

 

 

境内には、このようなものがありました。

 

 

永遠に、絶えることなく火を灯し続けているということなのですね。

平和を祈念する象徴ということなのでしょう。

 

 

あ、ありましたね、明治8年の屯田兵第一中隊による創設の記載が。

これも、もっと広くPRされてよい歴史だと思います。

 

 

 

日蓮宗だけじゃないですけど、開祖の「何百遠忌」(ここまで来ると「周忌」ではないんですね)って、気が遠くなるような歴史を感じます。

 

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夏本番にオススメ

2021-06-13 18:40:37 | グルメ・スイーツ

週末や休日は、時間の許す限り札幌市内をブラブラして、歴史散歩や、「発見!タカトシランド」あるいは「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」で紹介された店の開拓をしていますが、このブログでそれを紹介するのは、基本的に行った順にしているところ、ここ数日札幌も暑い日が続くようになり、いよいよ夏本番も間近ということで、順番を大幅に繰り上げて、暑い日にぜひ行ってみたい場所を紹介したいと思います。

 

 

まずはこちらのお店。

 

 

「TRUSTA(トラスタ)」さんというお店ですが、気になるのは、「白×白ミックス」というメニュー。

これを目当てにやって来ました。

 

 

これが、その「白×白ミックス」。

見たところ、ごく普通の、バニラ若しくはヨーグルトのソフトクリームのようですが・・・、

 

 

分かりますかね、赤丸の辺りに、うっすらと溝のようなものがあるのを。(下の、コーンとの境付近の方が分かりやすいかな?)

実はこのソフトクリームは、バニラとヨーグルトのミックスでして、うっすらと見える溝の右側がヨーグルト味、左側がバニラ味となっています。

「タカトシランド」で、トシさんに連れられてきたゲストの今井翼さんがオーダーしていたのを見て「美味しそうだな~」と思っていましたが、本当に、右側がヨーグルト、左側がバニラの味で、二つが混ざり合うのではなく、それぞれ独立した味になっています。

私はバニラもヨーグルトもどちらも好きだけど、これは素晴らしいアイディアだと思います。

レギュラーサイズで300円、ラージサイズで400円と、お値段も手ごろです。

 

 

クリームだけでなく、コーンも、他とは違う独特なものを感じました。

味も一般的なソフトクリームのコーンとは違うなと思いましたが、歯応えが、一般的なコーンよりも柔らかいと感じました。

 

 

店内には、少ないですがイートインの席もあるほか、すぐ側にある障がい者支援施設に通っている方々の作品である雑貨も多数販売されています。

 

 

場所はこちら。

駐車スペースは少ないので、路線バスか、少し歩きますが、地下鉄東豊線栄町駅下車が便利です。

 

 

続いてはこちら。

西区西野にある「茶寮 てとら」さんという、お茶系メニューだけの喫茶店です。

 

 

こちらも、昨年「タカトシランド」で、トシさんと、ゲストの高橋ひとみさんが訪れていて、トシさんがオーダーしていたメニューに興味を持って行ったのですが・・・、

 

 

残念ながら、そのメニューは、もう少し先、夏本番にならないと出てこないということで、今日は、高橋さんがオーダーしていた「アイスマサラチャイ」をオーダー。

「マサラチャイ」とは、主にインドで用いられる混合香辛料の「マサラ」を加えたミルクティーで、ホットとアイスが用意されていますが、アイスの方は、写真のようにミルクとアイスティーを二層構造にして、下のアイスティー部分を甘くならないようにしています。

 

 

 

ミルクから少しずつ飲んでも良いのですが、かき混ぜると、こんな綺麗な色が出来上がります。

 

こちらのお店の名前は、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ハーブティーの四種類のお茶を提供することから、「4」を意味するギリシア語の「テトラ」に因んでいるそうですが、他に、「テトラ」の「テ」が、お茶の語源の一つである中国福建語系の「テ(Te)」であるという意味もあるそうです。

美味しく頂けたうえ、これをオーダーした関係で、店主さんと「『タカトシランド』を見てきました」という会話もできて良かったです(笑)。

当初のお目当てだったメニューが出される頃合いを見計らって、またぜひ行きたいと思います。

 

 

最近は、すっかり「タカトシランド」や「しあわせ散歩」で紹介されたお店の開拓が週末の楽しみになってきました。

次はどこへ行こうかな・・・。

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景観資産第一号の建物

2021-06-12 16:14:20 | 札幌

 

一面ツタの葉で覆われた建物。

なかなかのインパクトですね。

 

 

 

 

実は、御覧のとおり、札幌市指定の「都市景観重要建築物」、現在の「札幌景観資産」に指定されている建物なのです。

 

 

どういう建物かというと、「レンガの館」といい、現在は、西区エリアのコミュニティFMである「FM三角山放送局」のスタジオとして使われている他、コミュニティホールとして地域住民にも広く利用されている場所です。

昭和4年(1929年)に「日本食品製造合資会社」の缶詰工場として建てられたのが発端で、北海道産のトウモロコシや麦を使って、日本では初めて、コーンフレークやオートミールが製造されていました。

後ほど地図を貼り付けますが、ここはJR琴似駅のすぐ側で、既に現在地に開設されていた鉄道の乗降場が利便性の向上に寄与していたこと、琴似に入植した屯田兵達の兵村が近くにあったこと、そして、これまた近くを流れる琴似発寒川の水を農産物加工に利用していたことなどが、大量生産を可能にした要因だったそうです。

かつては喫茶店や小劇場として利用されており、平成13年(2001年)7月31日に札幌市景観資産に指定され、琴似駅前再開発により一時期移転したものの、平成17年(2005年)末に再び現在地に戻って来ています。

 

 

ツタの葉の隙間から見えるレンガの積み方。

どうしても気になってしまいますが、これは「イギリス積み」のようですね。

(「イギリス積み」と、それに対する「フランス積み」の意味はこちらを)

 

と、この記事はここで終わらせるつもりでいたのですが、ちょうど昨日、たまたま近くを通りかかってみると・・・、

 

 

はい、御覧のとおり、きれいにツタの葉が刈られていました。

(ツタの葉の絡まる様子は、5月下旬の撮影)

FM三角山放送局のスタッフさんが、定期的に手入れをされているそうです。

 

 

 

この建物は、「日本食品製造合資会社」の社長が、アメリカのサクラメントにある、デルモンテ社のレンガ造りの工場をモデルに建てたとされているそうです。

 

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人気商品

2021-06-11 16:07:49 | グルメ・スイーツ

 

真夏時期の写真ではありません。

今日の14時頃の状況です。

 

今、職場で言われているのは、「7割の出勤回避」。

テレワークか、さもなくば休暇を取ってということなので、それならば、有給も余っているし、一日ぐらい休暇取ってもいいだろということで、今日は休暇にしました。

でも、よりによってこんな日に猛暑にならなくても。

真夏でも30℃を超えるなんてめったにない釧路で三年間生活していたせいか、暑さに対する耐性が衰えている気がするので、この夏は夏バテに注意せねばと思います。

 

 

琴似の中心部、「イオン琴似店」1階にある、「DONGURI」というパン屋さん。

札幌市内を中心に、全道で11店舗を展開する大人気のお店ですが、今週月曜日、「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」で紹介されたのを見て興味を持ち、散歩がてら買いに行ってきました。

緊急事態宣言のさ中ということで、「しあわせ散歩」も、いつものように色々なお店を訪問するロケを実施するのではなく、「おうち時間」を楽しもうという趣旨で、札幌市内の色々なジャンルの人気飲食店について、テイクアウトの人気商品ベスト10を当てるというクイズ企画を実施していて、今週は、この「DONGURI」のランキングが題材でした。

 

 

まずこちらは、ランキングで第3位に入っていた「しおパン」に粒あんを挟み込んだ「あんこ塩パン」。

見てのとおり、パンからはみ出るくらいぎっしりと詰め込まれた粒あんのボリュームが凄いです。

 

 

続いてこちらは、全道で一日最大4,000個を売り上げたこともある人気商品の「ちくわパン」。

 

 

ちくわに、自家製のツナサラダを詰め込んだものをパンに挟み込むという商品です。

ツナサラダが、単品でも販売してほしいと思うくらい美味しいです。

 

 

そしてこちらが、琴似店限定なのでランキングには入っていませんでしたが、最近話題沸騰という、その名の「BBQバーガー」。

ボリュームたっぷりのチキンをパンに挟み込んだもので、心して食すべしという気がします。

 

 

「『イチオシ』で紹介されました!!」という表示があったのでパシャリと一枚。

さらに人気沸騰の予感ですね。琴似店限定ということで、遠方から買いに来る人も増えるのかな。

今回はとりあえず「しあわせ散歩」で紹介された商品を買ってきましたが、他にも魅力的なパンがこれでもかというくらい並んでいるので、これは今後通う頻度が高くなりそうです。

 

 

「しあわせ散歩」のテイクアウトランキングクイズは今週が三回目だったけど、オクラホマ河野真也さんと土屋まりアナの対決は、今週まで、見事に土屋アナが全勝。

勝った瞬間、負けて落ち込む河野さんに対し、思いっきり馬鹿にするようなセリフを言い放って勝ち誇る土屋アナが面白かったけど、来週、四週目にして河野さんのリベンジなるか、注目です。

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