北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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プレイバック2022~今年の漢字「時」~

2022-12-26 19:47:12 | 日々のもろもろ

二週間ほど前だけど、今年の漢字が「戦」と発表されていましたね。

私も毎年「今年の漢字」を考えているのだけど、この二週間、今年は一体何だろうってずっと考えてました。

 

(昨年)

 

「札」 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

ことしの漢字は「金」京都清水寺で発表(NHKNEWSWEB) 「なるほどそう来たか」ってのが率直な感想ですが、今年もコロナ禍が収束に至らなかったという状況にあって、今...

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(一昨年)

 

「考」 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

今年の漢字は「密」新型コロナ感染拡大で(北海道新聞) まあ、流行語大賞にも「3密」が選ばれたことだし、順当っちゃ順当でしょうね。いつまで続くのやらってところ...

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(三年前)

 

「健」 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

「今年の漢字」は「令」(NHKNEWSWEB)無難な所に落ち着いたかなという感じですね。新元号になって8か月。自然災害とか色々とあったけれど、来年は穏やかな一年であってほ...

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色々考えた末、今年はこれに決めました。

 

「時」

 

今年は、特に仕事で、時間との戦いになることが多く、それを通して、時間の大切さ、時間をやり繰りすることの難しさを実感させられたことが多かった一年でした。

4月に入ってから、時間を有効活用したいとの思いから、フレックスタイムを本格的に導入し、毎週金曜日は勤務時間を16時までにしたのだけど、さらに11月からは、始業を本来よりも早い8時からにして、金曜日以外の曜日も、本来の17時15分よりも早く、きっかり17時までに設定。

正直、効果があったかどうかはまだ何とも言えないけれど、一つ挙げるとすれば、残業というものを意識することがなくなった。

一応、フレックスタイムで17時15分以前に勤務が終わる設定であっても、忙しければ残業は認められるし手当も出るのだけど、働き方改革として本来よりも早く終わる設定にしている手前、認められるとは言ってもあまりいい顔はされないのが事実なので、何とか工夫して頑張ろうと意識したところ、忙しいときは、頑張って17時までに終わらせることと、思い切って次の日に回すことを区別できるようになってきたかなという気がしている。

年が明けたら、今年度の決算的な仕事や、新年度を見据えた仕事でまた忙しくなってくるのだけど、引き続きこの点は意識を持ち続けて、今更かもしれないけど、もっと時間のやり繰りが上手にできるようになれればと思っています。

これを機に、「明日できることは明日でもいいじゃない」を正式に座右の銘にしてみるのもいいかも。

ということで、国の機関の御用納めは12月28日なのだけど、私は明日明後日は休暇を取って、今年の勤務は今日で終了。

色々あったけど、収穫もそれなりにあって、良い一年だったかなと思います。

 

 

「時」といえば、自室にある電波式時計が最近調子が悪くなってきた。

手動で調整すればまた正確な時刻を表示するようになるのだけど、調整の頻度がここへ来て高くなってきた気がします。

そろそろ買い替えかな。

 

※ 「明日できることは明日でもいいじゃない」とは、学生時代大ファンだったアイドルグループ「CoCo」のアルバム収録曲「君の歌、僕の歌」という曲のフレーズより引用。

 

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高低差の物語~解明?~

2022-12-25 16:44:42 | 札幌

 

 

自宅の近所の真っ直ぐの道路。

真っ直ぐなんだけど、凸凹とうねっていますね。

このことについて、以前、「ブラタモリ」で取り上げられていた話を引き合いに出して、軽く疑問を書いていました。

 

 

高低差の物語 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

自宅近くの市道。よく見ると、直線だけど、凸凹とうねっているのがわかります。一昨年の「ブラタモリ」伏見編で、豊臣秀吉が、凸凹とうねるのもいとわずに、真っ直ぐな直線...

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周辺の地図。

青線が写真の道路で、緑の↓の方向に向けて撮っています。

では、赤で囲った範囲は何かと言うと・・・、

 

 

 

赤で囲った範囲は、かつて、発寒の屯田兵村があった範囲です。

青線の道路を中心に、両側に兵村を設けたわけだけど、開拓に辺り、基準となる道路を南北に整備した・・・と考えられますが、良く見ると、真北ではなく、若干西側に傾いています。

これはどうやら、真北ではなく「磁北」、磁石が示す北の方角だったとされていますが、何故磁北を基準にしたのかは定かではないようです。

 

 

上の地図の赤枠は、発寒の前年に開村していた琴似屯田兵村の範囲ですが、これは、地図の黒線、当時から幹線道路として位置づけられていた、「旧銭函街道」、現在の道道北1条宮の沢線に対して直角になり、地図の茶色の線である、現在の「琴似本通」を軸にする形で整備されていますが、緑で表示した発寒屯田兵村は、琴似の翌年に整備されたにも関わらず、琴似とは異なる角度で整備されています。

真相は諸説あるようですが、琴似屯田兵村が旧銭函街道を基準にしたような、基準となる道路などが整備されていなかったこともあり、一から南北を基準に整備しようとしたものの、何故か「磁北」ということになってしまったということなのでしょう。

この道路を基準に町づくりを進めた結果、当時の兵村の範囲外である部分にも、高低差にかかわらず真っ直ぐ道が通され、現在のようなうねった形になっていると考えれば、納得がいくような気もします。

六年前に放送された「ブラタモリ」伏見編では、豊臣秀吉が伏見を拠点とした町づくりを進めるに当たり、自然な地形である高低差を気にすることなく、強引なまでに道を真っ直ぐに通すことを貫き、その結果、現在も伏見界隈では、真っ直ぐなんだけど凸凹にうねった道がそこかしこで見られるということが取り上げられていましたが、これと同じ考えだったのかなと、勝手ながら思ってしまいます。

 

 

写真は、当時の「発寒屯田兵村」の南西端。

この小さな道路の左側が兵村でした。

 

 

再び兵村の中心の道路へ。

 

 

しばらく進むと、変則的な角度の交差点に。

写真の右斜めの道路にも、何やら興味深い歴史があるようで、現在調査中です。

 

 

写真の左斜めの通りは、JR琴似駅前を通る、「桑園発寒線」という幹線道路。

先に触れた「旧銭函街道」と並行に整備されていますが、このことが、現在の発寒の町割りに、興味深い影響を残しています。

そのことは、もう少し状況を整理したうえで、追って紹介します。

 

 

 

ここで、かくっと右斜めに曲がっています。

 

 

JR発寒中央駅側の踏切。

 

 

先程の屯田兵村は磁北を基準に整備したとされていますが、この地図を見ると、踏切より北側は、しっかりと真北に向かって道路が延びています。

 

 

もう少し行ったら右側に「発寒神社」があることから、通称「稲荷通」と呼ばれる道路ですが、この道路は、↑の地図のとおり、正しい南北の方角となっています。

このエリアは、屯田兵ではなく、安政4年(1857年)に、幕府の与力であった「山岡精次郎」以下10人ほどの武士が入植することで開拓されたものですが、実際には、この道路を基準にした整然とした区画ではなく、近くを流れる現在の「琴似発寒川」に沿う形で集落が形成されていたとのこと。

では、この道路は一体どういう考えで正しい南北を向く形となっているのかということですが、いくら何でも単なる偶然ということはないと思うので、当初はこの道路を基準にした正確な町割りを考えていたのが、何らかの理由でそうはならなくなったと考えるのが自然なのかもしれません。

 

 

 

最後に、再び「発寒屯田兵村」があった場所。

発寒地区は、異なる基準で開拓された小さなエリアの集合体のようになっていて、幹線道路や鉄道を一つ挟んだだけで方角や町割りに大きな違いが生じているという、興味深く謎解きができそうなエリアとなっています。

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ホワイトイルミネーション

2022-12-24 15:59:16 | 札幌

 

札幌の冬の風物詩である「さっぽろホワイトイルミネーション」。

大通公園での開催は明日25日までなのだけど、ここで紹介するのは初めてなので、イブの日まで温存しておきました。

 

 

 

テレビ塔も、イルミネーションに合わせてライトアップされています。

 

 

 

 

 

 

今年で42回目となる「さっぽろホワイトイルミネーション」。

昭和56年(1981年)にスタートしたイベントで、当時はまだ「雪まつり」ぐらいしか冬の風物詩的なイベントがなかった札幌において、通年で全国から観光客を呼び込めるような構想が色々と練られる中、ニューヨークのロックフェラーセンターで開催されているイルミネーションにヒントを得て開催されたのが最初でした。

当初は、1本のシンボルツリーに1,048個の電球を取り付けただけの規模でしたが、人気が高まるにつれてどんどん規模が拡大し、今年は、実に74万個もの電球が取り付けられ、冬の大通公園の夜を彩っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌が地元の私も、じっくり見たのは30年ぶりぐらいだと思います。

大通公園での開催は明日までですが、それ以外の会場では年明けもまだ続くので、冬の札幌を訪問される際は、皆様ぜひ足をお運びください。

 

 

2022年 第42回さっぽろホワイトイルミネーション 公式ウェブサイト

札幌の冬の風物詩、ホワイトイルミネーションの公式サイト。74万個の電球が札幌の街並を幻想的に彩ります。

2022年 第42回さっぽろホワイトイルミネーション 公式ウェブサイト

 

 

ところで、今日はクリスマスイブですが、子供の頃、「12月24日が誕生日の子って、クリスマスと誕生日がセットになっちゃって、なんかかわいそう」みたいな会話を交わしたことがあったように思います。

そんな今日は、実はこの方のお誕生日でした。

 

 

平日朝の「イチモ二!」で今や準レギュラーとなった「メグ母さん」のお友達の大野恵アナ、今日がハッピーバースデーでした。

大野アナが登場するHTBの公式動画はどれもこれも面白いですが、昨日こんな新作動画がアップされていたので見てみました。

私にとっては、正直ウーン・・・な内容ですが(私は7月13日生まれ、かに座)、まあ、占いはこれ一つじゃないだろうし、お正月にはお神籤も引くだろうから、あまり気にしないということで。

毎朝「イチモ二!」の占いを監修されているニイナ・ゲイトさんが素顔で登場されています。

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暴風雪

2022-12-23 19:41:08 | 日々のもろもろ

 

札幌は大したことはないものの、道東と道北が大変なことになっています。

この季節の停電には、正直言葉がありません。

一刻も早い復旧を祈りたいというのも勿論ですが、まずは一刻も早く悪天候が収束してくれること、そして何より人的な被害が発生しないことを祈りたいです。

 

今日の札幌は暖気のせいもあって気温が昨日までよりも高くなっていたのだけど、にも関わらず、室内はどこも暖房がガンガンで、ダウンジャケット着用だと汗ばんでしまうくらいでした。

私も、朝の出勤時に、地下鉄車内の暖房で汗ばんでしまった上、職場についてみたら、何もそこまでというくらいのガンガンな暖房で、インナーを取り替えてしまいました(季節に関係なく、健康管理の観点から、替えのインナー持参で出勤しています)。

今だからいうけど、昨日は暖房がそんなに効いておらず、むしろ寒いくらいだったので、「これって暖房が効いてないせいだよね?(発熱による)悪寒じゃないよね?喉の痛みや倦怠感がないから大丈夫か」なんて自問自答してたのに、今日は一転して強すぎる暖房なのには正直参りました。

こういう両極端なときに体調を崩してしまいがちなので、年末年始は十分気を付けたいと思います。

 

 

少し早いけど、穏やかなクリスマスとなることを願って。

悪天候が収束して停電も解消され、サンタさんが無事に良い子たちにプレゼントを届けることができますように。

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温かい話を二つ

2022-12-22 19:44:14 | グルメ・スイーツ

冬本番ですっかり冷え込みが強くなっている北海道ですが、昨日、身だけでなく心もヒヤヒヤする出来事がありましてですね、ちょっと皆様にも注意喚起させていただきます。

昨日の記事を書くために色々調べていたところ、知らず知らずのうちに変な所に引っ掛かってしまい、「あなたのPCは『トロイの木馬』に感染してしまいました。ついては大至急○○○○へ連絡を・・・」という音声メッセージが。

一瞬「やばっ!」と思ったけど、シャットダウンして再起動したら何事もなく、念のためのウィルス検査も問題なし。

所謂「フィッシング詐欺」の一つだということは分かっていたけれど、実際自分に降りかかると焦ってしまいますねやっぱり。

皆様も、どうぞお気を付けください。

 

ということで、こんなヒヤヒヤはもう御免という意味を込めて、というわけでもないけれど、今日は、「ヒヤヒヤ」の反対の話題を。

 

 

長沼町郊外の畑地帯に、ポツンと佇む小さなお店。

 

 

「ほくほく庵」さんという手打ちうどんのお店です。

 

 

メニューは至ってシンプルですが、SNSでも話題になっているようで、11時の開店直後には行列ができて、外で入店待ちということも結構あるようです。

 

 

これからの季節はやっぱりこれですかね。

 

 

入店待ちの行列と書きましたが、座席数はそれほど多くありません。

 

 

なべやきも考えたのだけど、今回は、「たぬき玉とじ」をオーダー。

 

 

うどんはとてもコシが強く、噛むのが大変かもしれませんが、とても美味しかったです。

やっぱりこれからの季節は、アツアツのメニューが欲しくなりますね。

 

 

アツアツと言えば、同じ長沼町内で、こんなスポットを発見しました。

 

 

道の駅「マオイの丘公園」の2階に、こんなスペースができたそうです。

 

 

 

なるほど、大きな暖炉を置いているんですね。

 

 

燃料は薪です。

行ったときはそれほど強く焚いていなかったのだけど、極寒の日はどのくらい焚くのかなと思いました。

以前、仕事で、薪ストーブを置いているお宅にお邪魔したことがありますが、暖かいを通り越して暑いという感じだったのを覚えています。

北海道では、冬、家の中がとても暖かく、外出時にはダウンジャケットを着るのに、家の中では半袖やTシャツ一枚で過ごせるなんてことがよく言われますが、薪ストーブの家なら、そういうことも十分可能でしょうね。我が家ではとても無理ですが。

 

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