北大構内散策の続き。
昨日は、初代総長であった佐藤昌介氏の銅像を紹介しましたが、こちらは・・・?
「BOYS BE AMBITIOUS」
ということは・・・、
そう、おなじみ、クラーク博士の銅像です。
札幌時計台や羊ヶ丘展望台など、クラーク博士の姿は市内の幾つかの場所で見ることができますが、北大の前身である札幌農学校で教鞭を取っていたということからして、やはりこの場所が、一番クラーク博士の思いが後世に伝わる場所と言ってもいいのかもしれません。
「ブラタモリ」札幌編でも触れられていましたが、クラーク博士の視線の先には、開拓に当たって重要な意味を持つ扇状地が広がっていました。
クラーク博士は開拓には直接携わっていないので単なる偶然なのでしょうけど、この視線の先にある扇状地を農地として開墾し、それがやがて町の発展と共に市街地として開発されていくというのも面白いエピソードだなと思います。
北大構内には西5丁目通りの門から入りましたが、南側にあるレンガ造りの門に注目してみました。
この位置から見ると「イギリス積み」ですが、全体がそうというわけではないようですね。
もうすっかり、レンガ造りの建物を見ると、積み方に注目する癖がついてしまいました。
かつては札幌農学校の正門として使われていた立派な門が、今もこうして残されています。
北一条キャンパスから移転したとありますが、そういえば、現在の時計台に当たる札幌農学校の演武場は、現在の時計台の場所からやや北東に位置していたとされています。
そこのことを言っているのかな・・・。これはちょっと調べてみます。何か興味深いネタが発掘できそうな気がする。
レンガにばかり目が行きましたが、札幌軟石も使われているそうです。
「北大建築遺産トレイル」というのがあるんですね。構内には歴史ある施設が沢山保存されているので、また近いうちに行ってこようと思います。