コルト.25AUTOの話
英語でCOLT.25autoと検索すると
所謂コルト M1908 ベスト・ポケット ( Colt Model.1908 Vest Pocket)
このモデルしか出てこない
WikipediaのColtの項の自動拳銃の欄にも載っていない
当初はスペインのアストラという会社で作らせてOEM供給させたもでるで
Junior Colt と打たないとと検索もされない
Gun Control Act of 1968の影響で1970年からコルト内作に変更されました
この法律はワルサーPPK/Sを生むという皮肉なものです
名前もColt auto.25となり
マルシンがモデルアップしたのはこの1970年以降のモデル
センターファイヤー モデルガンをやらない人には何のことかわからないでしょうけど
モデルガンは改造防止のために
実物のようなファイアリングピンがカートをたたく方式はとられておらず
ファイアリングプレートという鉄板でカートを押すようになっているのです
するとカートリッジを引っ張り出すエキストラクタは
このファイアリングプレートと一体化することになり
スライド(遊底)のエキストラクターはダミーのモールドで済ませることができ
成形的には楽ですが、外観はいささかリアルさを欠くものになります
モールドだってまるわかりで些かカッコ悪いでしょ
この状態からくみ上げるときに
こんな感じでファイアリングプレートが収まるので
スライドをさかさまにして組み上げないと
ファイアリングプレートが落っこちてきます
センターファイアーはエキストラクターがライブになるので
ここら辺も改良されることになるので
ワタシのような。発火しない人間にとっても
大変にありがたい改修なのです
ちなみに撃針(ファイアリングピン)は取り外し不能のスライドへの封入
材質は樹脂という改造防止策が講じられます
コルト M1908 ベスト・ポケット は今は廃業してしまった
国際産業という会社からモデルアップされておりました
金型、どこかが引き取って再生産してくれないかしら
(火事でお釈迦になっちゃたんだっけか?)
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