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銃について

2013-12-28 06:00:59 | どうでもいいこと

餃子の王将の社長さんが殺害されて
使われた凶器が25口径(空薬莢が残っていたらしい)
と言うことで、いろいろ憶測を呼んでますな
サイレンサー使ったとかなんだとか

高井三郎さんは音が小さいといっていらっしゃいますが
私も手元の資料では、大体80dbくらいとあるので
電話のベルの大きいの程度と思ってましたら
ググって見ると。150-160dbと言う資料が多いですね
コレだと、もっと大きな口径の銃と大差ないです



動画データにしてしまうと音の比較と言うのは難しくなるのですが
この動画では、スチールプレートのあたる音の方が大きいように思います。


こっちは室内なので轟音に感じます
銃声の大きさの判定は非常に難しく
周りの状況によって体感の大きさが変化するので一概に
どうとはいえないのですが、さすがにパンと言う程度と言うのは無いでしょう



Colt25 1908
動画に出てくる銃はコレで1908年の設計
アメリカ人に言わせると、威力は冗談みたいなものだそうで
「25口径で人を撃つなよ、そいつは翌日かんかんになって怒るからな」
と言うジョークもあるらしいですが
コレを真に受けて25口径がたいしたこと無いと思ったら大間違いです

バリスティックゼラチンと言う人体とほぼ同じ抵抗を持つ
ゼラチンに対するデモンストレーションでは
結構な威力です。
25口径用のサイレンサーと言うのはあまり聞いたことが無い
22LRとか22shortにサイレンサーをつけると言うのが一般的みたいです
専門家はサイレンサーではなくサプレッサーと言うと思った人は
ちょっと詳しいのですが、サイレンサーを製造しているメーカーが
サイレンサーと言うと、ギャングや悪者が使うイメージがあるので
軍隊の特殊作戦用に開発しているメーカーがレトリックとして
サプレッサー(抑制器)と言う単語を使い始めたのが発端のようです。
25口径はバブルの頃の「や」の方々からの押収品
にちらほら見かけることがありました。
音がしなかったのは、体に押し付けて撃ったんじゃないですかね
「プロ」って言葉を安易に使いますけど
国松警察庁長官を銃撃した犯人だって、25mから命中させてるから
プロの仕業と報道してましたが、公安の見解はオウムの犯行と言うことになってますしね
マスコミのいう「プロ」ってのがあいまいで何いってんだかわからないですね
25口径といえば007ことジェームズ・ボンド氏ですが
彼は、初登場の「カジノロワイアル「から5作目の
「ロシアから愛をこめて」まで、このberettaの25口径を使います


ボンド氏はこのほかに車のダッシュボードに
特製の銃身の長い軍用コルトを入れていて
大立ち回りには、コレを使っています
PPK採用のくだりでフレミングが銃に無知なようなことが
書かれていますが
こういった使い分けをしているところを見ると
無知であったわけではなくむしろ、詳しい人だったように思います。
この銃身の長い軍用コルトと言うのはモデル名も何も無いので
現物が何かがわからなくて
特性の銃身の長い軍用コルト
と言う表記から

M1911の長銃身版だと思っていましたが
原文の記載は
long barreled Colt Army Special .45
でおそらくはリボルバーを意識してると思われます
Colt AmySpecialには45口径は存在しないのですが
おそらくは

M1917に代表される


コルト ニューサービスリボルバーのことを指しているのだと思います
これ、米軍から供与されて1980年代までは
日本のおまわりさんも使っていたんですよね(笑)


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