龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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淀川混声合唱団の草野心平詩・千原英喜曲「わが抒情詩」を100回ほど聴いてみた。

2012年01月31日 23時46分37秒 | 大震災の中で
草野心平の詩が心に沁みて、探し出した淀川混声合唱団の演奏を100回ほど聴いてみた。
この曲をCD化してくれたことに、淀川混声合唱団には感謝したいが、繰り返し聴いているといろいろ見えてくるものもある。

正直にいえば、音楽としての演奏のクオリティはそんなに高くないかもしれない。
楽譜を手に入れていないのでなんとも言えないが、

1,ことばの「アタマ」というか「入り」が揃っていない
2,曲の意図した表現を十分に実現していないのでは?と思われる瞬間がある
3,どうもピッチが定まらない感じがある(そういう微妙な表現?まさかねえ。後半とくにふらつく)

素人が何を言うと言われそうだねぇ。
しかし、誰か他の演奏者に依頼して歌ってもらいたい、と思うようになったのも事実。
気持ちよく歌っている感じは嫌いじゃない。
ルーズでもいいから、歌い込んであればこんな感じは受けないと思うんですよ。
クラブソングというか、愛唱歌ってな感じは、上手いヘタなしに受け入れられる。
そういう「愛」の領域でもないし、じゃあ演奏としてクオリティが高いかというと……。

最初は自分で歌うという選択肢も考えたが(笑)、まあそれはない、ということで。

とはいえ、詩は地元いわきの詩人だし、「戦後」の「闇」を見つめた「抒情」もシンクロしている。
曲もいい。どこか地元の合唱団で歌ってくれませんかねえ。

とりあえず別の音源を探してみます。


会津の一箕中の演奏がありました!