龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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映画『ザ・ファブル』を観た。

2019年06月21日 15時34分51秒 | メディア日記
映画がいいんじゃないかな、と知人に勧められた。
確かに映画館の暗闇にいるときに、映画を観る以外のことはなかなか出来ない。 「観ないで寝る」ことは可能だが、その選択肢を選べるのはそれは映画が面白くなかった時だけだ。つまりそれも映画次第ということになる。

で、今日も映画を一本観てきた。
岡田准一主演、マンガ原作の『ザ・ファブル』
これが面白い。余計なことは全く考えずに、殺さない殺し屋を演じる岡田准一を楽しめばよい。
荒唐無稽も適度に過激なら、 「リアル」を楽しめる。これがマンガの力なのか脚本の出来なのか、監督の演出なのか。ただ、キャスティングは間違いなくステキ!

佐藤浩市、光石研、安田顕、柳楽優弥、佐藤二朗など、安心してみていられる役者がいるから、二時間観ても長すぎて困ったりはしない。つまらないシーンは役者を愛でていれば足りる。

そして!そんなに目のやり場に困るほどひどい かつての「日本的アクション映画」みたいなことはなかったです。
後半銃声鳴り響いているので、出来れば劇場でどうぞ。

ある意味で今時のテレビドラマより単純な作りですが、悪くない。

きわめて個人的な趣味としては、この中の超かっこいい格好俳優二人が因縁の戦闘をして、どちらが勝ち残るか、という映画をかつての『ヒート』ばりに観てみたいと思ったが、今回はそーゆー映画ではなかった。

ちなみに柳楽優弥の役、クズで素敵。やっぱりいいなあ、この子……ってもう十分おとななんだが。彼のファンもぜひ。