12月20日(金)
親類縁者も薄く、社交下手が災いして友人知人も乏しい私は、毎年大した数の賀状を出していなかったが、仕事を辞め無職になったらそれも半分以下に減った。年金暮らしになったら虚飾を廃し清貧に生きたかったので、それは大いに望むところでもあった。親しくも無いのに義理付き合いなどしたくはない。
今日は寒い雨の中、その少ない賀状作成に半日費やした。順調なら数十分で終わるのだが、我家のプリンターは10年近く使ったエプソンの安物で最近素直に動いてくれない。もう替え時なのだろうがコピー用紙は印刷できるので中々手離せない。
賀状のデザインを凝るのは面倒くさいし嫌いなので、レイアウトは毎年殆ど変わらず、写真、絵柄、絵文字、ベースカラーを適当に変えるだけだ。そして余白に一言書き添える。だから賀状の作成にさしたる苦痛はないが、それでもポストに投函し終えた後は、少しばかり肩の荷が軽くなり新年を迎える心構えが湧いてくる。
私の来年の年賀状レイアウト