monologue
夜明けに向けて
 




アガルタの宮使い
 釜石の山 中程よりきたりて
 笛の音にて其方 呼ぶ

 この言葉 縦糸とせよ

 十字の形に組んだ足
 未だ覚めやらぬ街々の四隅に
 うずくまる 者々

 この言葉 横糸とせよ


光の国、アガルタについては「光の黙示録」に上のような詩編がある。
難解だがその語るところがわかる人がもう出るのだろう。

         <ひかりのくにへ>
    
    
 一、 『暴風雨(あらし)の海へ 漕(こ)ぎ出すひとよ
 
    雷電光(いなづま)が今  行(ゆ)く手を照らす』
    
    いまはまだきみの ときじゃないと
    だれかが耳打ち しているようだ
    
    吹きすさぶ風に 笑顔をむけて
    まだ見ぬくにへ たびだちの朝
    
 二、 『自由な空へ 舞いたつひとよ
     暗闇を今 切り裂くように』
     
     ひとりよりふたり それがいいさ
     ぼくもいっしょに でかけてみよう
     
     弾(はじ)ける胸に 希望をつめて
     愛するひとに 巡(めぐ)りあう旅
     
     『ひかりのくにへ たびだつひとよ
     霊魂(たましい)が今 明日(あした)を拓(ひら)く』
     
     『ひかりのくにへ飛翔(はばた)くひとよ』
     『生命(いのち)のくにへ たびだつひとよ』
     
     『ひかりのくにへ飛翔(はばた)くひとよ』
     『生命(いのち)のくにへ たびだつひとよ』
     
     『ひかりのくにへ たびだつひとよ』 

「ひかりのくにへ」を聴く

  




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