monologue
夜明けに向けて
 



 またまた「9500万人のポピュラー・リクエスト」の1964年9月28日ベスト20を以下にコピーさせていただく。

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1位 ほほにかかる涙 (ボビー・ソロ)
2位 夢見る想い (ジリオラ・チンクエッティ)
3位 プリーズ・ミスター・ポストマン (ビートルズ)
4位 恋する二人 (ビートルズ)
5位 ア・ハード・デイズ・ナイト (ビートルズ)
6位 キッシン・カズン (エルヴィス・プレスリー)
7位 若さを歌おう (ベルト・ケンプフェルト楽団)
8位 バチェラー・ボーイ (クリフ・リチャード)
9位 愛なき世界 (ピーター&ゴードン)
10位 マイ・ボニー (トニー・シェルダン&ビートルズ)
11位 ロシアより愛をこめて (マット・モンロー)
12位 うつろなハート (ジョニー・ティロットソン)
13位 悲しきラグドール (フォー・シーズンズ)
14位 太陽の彼方に (アストロノウツ)
15位 ハンディー・マン (デル・シャノン)
16位 淋しいだけじゃない (クリフ・リチャード)
17位 夢のオレンジ号 (スプートニクス)
18位 恋のレッスン (ジョニー・ソマーズ)
19位 明日があるさ (ジョニー・シンバル)
20位 星をつかもう (テリー・スタッフォード)

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 映画「ハード・デイズ・ナイト」が封切られて世界にはビートルズマニアが溢れビートルズと名がつけばなんでもヒットした。ビートルズがバックを務めたトニー・シェルダンの「マイ・ボニー 」 までがチャートを昇った。そんなビートルズ旋風の中でもこの週は1位 と2位がサンレモ音楽祭入賞曲の「ほほにかかる涙」 「 夢見る想い」 であった。これは快挙といってもいいと思う。現在はほとんど忘れ去られたような「サンレモ音楽祭」があの頃はかなり洋楽界に力をもっていたのである。わたしたち洋楽ファンはカタカナで歌詞を覚えたので発音はさておき今でもカタカナで思いだし思い出し歌える。あの頃はシャンソン、カンツオーネ、ラテンと洋楽界は選択肢が多かったのである。
fumio

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