monologue
夜明けに向けて
 



沖縄の人たちのたまり場だったクラブ「あしび」がつぶれたあと仕事を探しているとハリウッドにある「蝶」というクラブの噂を聞いた。客として出かけて行って店のピアニストにバックを弾いてもらって数曲歌うと週のうち1日エンターテイナーとして採用された。妻は腹の子が大きくなってきて授業に出るのが腰が痛くて辛くなってきた。それでも日本食レストランで働きそれでなんとかアパートの家賃を払いギリギリ学生生活が続けられたのだった。
fumio

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