GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

Mチン畝立て

2021年09月15日 18時31分02秒 | 農場日誌
前回のMチン播種は従来の栽培畝に連作で直播しましたが、その畝は11月には秋蒔きスナップエンドウに明け渡すので
今からの播種は無理です。それで玉ねぎ苗床の奥にMチン畝を起こす事にしました。朝の納品後から作業を開始
しました。




今日はそよ風は涼しいものの雲が切れると直射日光が襲ってきます。久しぶりに軽トラクーラールームをスタンバイして
作業です。




Mチン畝にトンネルフレームを設置すると右側のジャンボ畝を立てる時、作業が非常にやりにくくなるので先に
ジャンボ畝を立ててしまいました。位置は測り出してあるのでいきなり途中に入れてもトラブルにはならないと
思います・・・そう信じます。^^




ジャンボ畝を立てる前に昨日途中だったにんにく2番畝も仕上げました。




中生こがねも今日は折りたたみ解除が始まっていました。なんでネギ類は折りたたみで発芽してくるんでしょうね。
雑草どもが「けっ、妙なゼムクリップみたいのが出てきやがったぜ」とバカにしていたら3日後にはいきなり3倍
くらいの高さに跳ね上がって「あんりゃまあ、こりゃおったまげたっぺやー、こいつらには敵わねえべ」と降参
するだろうとの作戦だろうか。
子葉に種皮が残っている=根量が少ないので栄養が子葉に回り大きくなっているので種皮が外れにくい。その現象の
原因は発芽温度が高すぎ、つまり若干播種時期がまだ早かったということかもしれません。発芽一つで学べる事が
あります。適性環境だと根量が多くなり子葉が小さいまま発芽するので種皮は外れて発芽してきます。




夕方の潅水は徒長を呼ぶので推奨されませんが、乾燥気味だったので潅水。Mチン畝も明日作業の時播種穴の崩れを
阻止するために若干の湿気がある方がいいので潅水しておきました。湿り過ぎているとそれはそれでやりにくいんですよねえ。


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6 コメント

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Unknown (このは)
2021-09-15 19:45:05
へぇ~
皮かぶりはそんな意味があったんだ~
知らなかった・・・
2月種まきは、皮かぶり多いけろ~
9月まきは、殆ど無かったなぁ~
そっちより、気温低いのに種まき時期遅すぎたべなぁ~
今回も秋まき失敗の予感!
>_<

礫が少ないの羨ましい~
わが家もだけど・・・
葛西さんも三世代畑やってるのに、
今だに、毎回毎回、石拾いやってる~
そう言えば、富良野の玉ねぎ農家さん
仕事の合間に世間話した事あるけど・・・
100年以上やってても、まだまだ石が出て来るって~
家や畑の周りに、畑から出た石で
石垣作れるほど~
返信する
このはさん (ガマ)
2021-09-15 21:23:17
種蒔きは実際は相当に難しいプロセスなんですが、
品質や収量にとらわれなければノー天気でもなんとか
なっちゃいますね。
根が少ない苗は農家視点ではすでに半分失敗なんです。
つまり、私の玉ねぎもヤバいのがかなりあるって事で・・・😣

100年とってもまだ石が出るって?
富良野も大雪の噴火でできた台地だからねえ。
関東平野はアルプスの扇状地+富士山の灰で出来てるから
表土には礫の類はあまり含まれていないようです。
逆に玉石欲しくても海まで行かないとない~。
返信する
Unknown (のじさん)
2021-09-16 05:15:52
ガマさん、おはようございます。
殻をかぶって出てくる理由もわかっているのですね。
井原本には、種を蒔いた後にしっかり踏みしめろと言ってます。そうすると殻かぶりが少なくなる。と方法論が解かれています。
踏みしめが甘いと殻かぶりが多くなり、発芽率もさがると。
科学的な理由はわからなくとも、経験論で発芽率を上げているのでしょうね。

発芽してくるときに、根が外に飛び出して倒れるのは、掛ける土の量が少ないからでしょうか。私のは結構多いのです。土ではなく燻炭を掛けているので、種が飛び出してしまうからでしょうかね。
さほどの影響はありませんが。気になっています。
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Unknown (HAL_K)
2021-09-16 09:07:26
おはようございます HAL_Kです。

ほんとに何度見てもマルチがきれいに張れてて感心します。
慣れとはいえ性格なんでしょうね(笑)

ネギが殻を持って発芽してくることがよくあることは知ってましたが、理由なんて考えたこともありませんでした(笑)
そういえばオイラんちのタマネギは殻を持ってるやつは見かけなかったなぁ。
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のじさん (ガマ)
2021-09-16 17:56:41
踏みしめるのは播種後の潅水と地下水を繋げるという
大事な目的があります。すなわち、発根後に地下水の
恩恵を受けて根が発達する。すると多くのエネルギー
が根の成長に回り、子葉は大きく成長しないままに
地表に出るから殻を落としてくる・・・という理屈では
ないでしょうか。
植物対話農法で種皮についてこだわるのはあくまで
発芽期の根の発達の重要性を訴えたいがためです。

燻炭は比重が軽いんでしょうね。潅水の度に浮いて
しまいその時に根が出てしまうのではないでしょうか。
発芽時には栄養分は一切不要で大事なのは温度と水分です。
無機質の培土で発芽させても胚芽の養分で子葉まで
は伸びて来るのは周知のことですよね。
なので、少なくとも発芽においては燻炭を使用する
意味はあまりないものと考えます。
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HAL_Kさん (ガマ)
2021-09-16 18:02:52
多孔マルチをダラダラっと張ると風が吹き込んで
マルチが剥がれやすくなるんですよ。多孔でなくても後から穴を開ければ同じ事。ですからマルチと地面には
隙間をできるだけ作らない事が大事です。そこに気を
つけていると、自然にマルチ張りは切りな仕上がりに
なるということです。けして性格ではありません。^^
すげえ、HAL_Kさんの玉ねぎ育苗はプロ級ですわ。
私のはヨウリン入れてるにも関わらず帽子をかぶっている
奴がかなり多いです。困ったちゃんです。
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