ラ・フォル・ジェルネ・オ・ジャポンへ行って来ました。見たかったファイナル・コンサートの1本
に絞って最終日の夕方からでした。それでも、1995年プラハの春国際音楽コンクールで3位入賞の曽我大
介さんによるオーケストラや地上広場でのデキシーランドジャズ、丸の内OAZOでのピアノコンサートなど
を見て歩きました。地上広場でのデキシーランドジャズはYouTubeにもアップしました(下)が、良く見
たら撮影禁止だったんですね。モグリでこっそりUPです。でもいい演奏だったので雰囲気だけでも。
http://youtu.be/NL0SX65z-S0
ファイナル・コンサートは有楽町フォーラムのメイン会場の中でも最大のAホールで5008席に一つも空き
がない状態で盛大に開催。佐渡裕さんが2010年まで主席指揮者を務めていたパリのラムルー管弦楽団と世
界の超一流ミュージシャンによるコラボコンサートでした。
公演名
“ファイナル・コンサート「パリの花火」”
曲目
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ op.28 ファニー・クラマジラン (ヴァイオリン)
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より 第2楽章 カニサレス (ギター)
ラヴェル:ボレロ ラムルー管弦楽団
ヒメネス:≪ルイス・アロンソの結婚式≫より 間奏曲 ルセロ・テナ (カスタネット)
ファニー・クラマジラン (ヴァイオリン) 素晴らしい演奏テクニックにうっとり
カニサレス (ギター) さすがスペインを代表するフラメンコギターでした。
ルセロ・テナ (カスタネット) 国宝級だそうです。75歳とは信じられない演奏。
ラムルー管弦楽団 ボレロと言えばこの楽団が元祖。世界一のボレロでした。
フェイサル・カルイ (指揮) イケメンでかっこ良かったですね。
会場のAホール。あのサントリーホールでも2,000席程度なのにここは5,000席。凄い。
2階席の前の方でしたが、後ろははるかのかなたまで客席。これが一席残らず満席でした。
撮影はもちろん禁止なので空のステージを。90人以上による演奏って一体どんなものかと思ったら、案の
定すごい迫力。ところが聴衆の数もすごいので演奏者も凄い満足だったのでしょう、なんとアンコールの
連続で演奏時間が予定の倍近くになってしまうほどでした。聴衆は指揮者の指示で手拍子で参加したり、
迫力の演奏に聞き入ったり。最後は会場総立ちで大喝采。我々は危うく最終電車に乗り遅れるほどの盛り
上がりに大満足で帰ってきました。いやあ、ボレロ、良かった~。
丸の内OAZOの1階、ピカソのゲルニカの前の広場ではピアノの連弾コンサートでした。演奏者は石井絵里奈
さんと平山麻美さんです。250mm望遠撮影です。
フォーラム地階で行われていた曽我大介さん指揮の演奏会。なんとパーカッションがしゃしゃり出て、指
揮台を占領。こちらもヤンヤの喝采で盛り上がっていました。
デキシーランド・ジャズのThe Cerry Boysというグループによるステージ、直前の様子。演奏は上のYouTube
でこっそり見てください。^^ 動画の中で撮影禁止のサインがあるのを見つけましたが、会場では多くの
人が動画を撮っていましたが係員からの注意は一切ありませんでした。野外の無料演奏は多分寛大に対処して
いたのでしょうね。
2005年から日本に上陸して毎年開催されていますが、本物の超一流が参加する日本最大のクラッシク&ジ
ャズの国際イベントに成長しました。Aホールで開催されるコンサートは会場が大きいので意外と楽に予
約可能です。ファイナル以外はワンステージ45分単位となっているので次々にいろいろな会場のイベント
を回るとおもしろいでしょうね。プログラムはネットでも公開されています。今年は終わっちゃいました
が。^^
Yahooは落花生です。