今度はメイドイン・コリア

朝のウォーキングをしていたら朝日の中に何やら目立つ色の重機が・・・




韓国系のDaedong（デドン）というメーカーのトラクターでした。新車ですね。




ロータリーは日本のニプロという会社製です。それにしても珍しいというか、韓国系
のオーナーですかね、おそらく日本には何台かしかない機種だと思います。



ホームページを検索しても日本語のページはほとんどありませんから日本ではほとんど
知られていない存在かもです。

農場の様子

露地の秋ジャガ畑です。一応育っていますが収穫がどの程度になるかはまだわかりません。




冬どり玉ねぎ。今のところ順調ですが、あまり早く寒くなると年内収穫の目論見が崩れる心配も。




ブロッコリーは左から緑嶺、ハイツSP、緑嶺、ファイター、ファイター、エンデバーSP、
エンデバーSPの順でズラリ。こちらも11月上旬からできてくれるように定植しているんで
すがどうなるか。自然相手だとなかなかこちらの思惑が伝わらなくて・・・



この他にらっきょう、ほうれん草、広茎京菜、にんにく、大根などを順次仕込んでいます。
越冬トマトを抱えているのでなるべく手間のかからない品種を仕込んでいるのですが、こ
れらも思惑通りにいくかはやってみないとわかりません。


Yahooはミラノ大聖堂のまわりの人たち

葡萄農家

筑波山の西側だから筑西市？　にある葡萄農家さんです。シャインマスカットと藤稔が
収穫末期を迎えています。




この藤稔は今年はうちの直売所には出ません。多雨の影響で実割れが多く、上級品には
仕上がらなかった由。枝の途中にある気根から水分を吸収してしまうため、多雨な気候
だとダメなんだそうです。良くできているように見えるんですがね。




色も着いていてちゃんと管理されていればそこそこの出来に見えますが。




シャインマスカット。これは今年各地で大人気の甘い葡萄です。




シャインマスカットもちょっと収穫適期を逃すとこのように変色が始まりすでに上級品
ではなくなるのだそうです。確かに変色したところの実は風味が落ちていますが。



シャインマスカットはこれくらいの大きさの房だと3,000円とか4,000円します。
めちゃめちゃおいしい葡萄です。対して藤稔は割れやすいし病気になりやすいので
生産者としては厄介者ということ。でっ、ガマ菜園も育ちつつある藤稔ですが、たぶん
手に負えないので止めてシャインマスカットの枝をもらうことにしました。スペースが
限られているのでしかたないです。もう少し良く調べてみれば良かったです。

ガマ菜園の今年の葡萄はこれで終了。次の葡萄が育つまでしばらくこの巨峰君に頑張って
もらいましょう。



Yahooはミラノドゥオモを見に来た人たちです。

信濃路

佐久市。上信越自動車道佐久平ＰＡにて。




今回は長野市北部の赤沼という地を訪ねました。りんご発祥の地と言われる名産地です。




秋映（あきばえ）という品種。もうじきフジが実り始めます。




小諸にて。小諸なる古城のほとり雲白く遊子(ゆうし)悲しむ・・・島崎藤村が千曲川旅情
で謡った詩が有名ですが、こちらはその千曲川を見下ろす浅間山。




軽井沢には北陸新幹線が止まります。「富山」「金沢」といった文字が見えます。繋がっ
ているんですね。今の時代に藤村がいたらさぞびっくりすることでしょう。





旧軽井沢銀座はものすごい人です。3連休は昨日で終わった筈ですが・・・それなのに
こんなにたくさんの人が来るんですね。これじゃジモティは近づきません。＾＾




旧軽からちょっと入った別荘地は相変わらず森閑としていました。当然ですね。




別荘地、避暑地、浅間山のおひざ元などいろいろな顔がある軽井沢ですが、新幹線も
止まることになったせいもありかなり外国人が来ていました。

開墾

農場の一番隅に150坪くらい全く使われていない土地があり、木の株がところどころに
ある状態でした。木の株があるとトラクターは使えないんです。強力な機械のようです
が、ブルドーザー類の重機とはまるで比較にならない、言うなればトラックと自転車
くらい強度に差がある機械です。

でっ、そこを有効活用できるよう重機を入れました。




バックホーで木の株を摘出し、ついでにバケットで天地返しをしてしまおうという工事
です。




グサッとバケットを突き立てると1メートルほどの深さに先端が届きます。




そのまま引き抜くとドバっと地中が地上に出てきます。




それをポイッとすると見事な天地返しの完了。これを全域で繰り返したわけです。





天地返しが終わり、木の根っこがなくなった開墾地をトラクターのロータリーで耕転
しました。これで整地完了。あとは5スポットの土を分析して施肥設計をし、施肥して
作付するという流れです。一件落着。



明日は早朝出掛け？　いつものことか・・・＾＾　で、プチ出張で長野です。ほぼ新潟ですが。
結構走りそうです。

Yahooはミラノ駅付近です。

日曜は雨が多い?

朝から雨がシトシト降る日曜日。早く起きても今一何もできないお天気です。
10時ごろまで報道番組など見て過ごしていたら雨も収まったようなので畑へ。
苺の苗を移植したかったのですが、マルチを張っている間にまた雨が強くなって
きました。ひとまず退散。




午後の2時過ぎになって再び雨脚が弱まったので急いでマルチングを仕上げました。
関東は今日の雨を境に季節が動くようで、この後は晴れる日が増えるようです。
きっと一気に寒くなるんでしょうね。露地物には厳しいかもしれません。





YahooはCafe de Museeです。

やっちゃったんですよね、これ。

まさか、あんなすごい嵐になるなんて・・・思わなかったんですよ。




21号台風のなれの果てが爆弾低気圧に変身して大暴れした日。
ひどかったのは風だけかと思ったら雨も降ったんですね。

うっかり仕舞うのを忘れた化成。屋根だけハウスの下だったんですが
あの雨と風ではどうにもならなかったようです。


他人事ですが・・・お隣のＫＺさんのハウスが同じ日にもっとすごいことに
なっていました。あれっ、ご本人が丸見えですね。＾＾

アーティチョーク

大きくなってきましたがまだ花芽は出てきていません。こうしてみるとやはりアザミ
ですね。




日本の寒さに耐えられるのかなぁ。




ハーブたちは元気です。




パパイヤは花は咲いていますがもう暑くないので残念ながら実は着きそうもありません。

鬼怒川の兄弟川、小貝川

暴れ川の鬼怒川とほぼ平行して流れるのが小貝川。何度も氾濫を起こしてきたもう一つの
暴れ川です。ただ、こちらは筑波山流域で鬼怒川ほど大きな山系ではありません。それに
筑波山系には桜川という川もあるのでよほどのことがないと氾濫にはいたらないようです。




それでもこの前鬼怒川を氾濫させた大雨ではこんな木がへし折れるほどの激流となった
ようです。




静かに流れている限りは川はいいものですがねぇ。




子供たちが遊んでも全く心配がないほどの平穏ぶりです。




河川敷は公園になっています。





家族連れが何組がのんびり遊んでいました。




大雨さえなければ平和な住宅街ですが。




決壊した鬼怒川の現場も平和な時はこうだったんですよね。

トマト育苗中

越冬栽培に向けてトマトの苗を育てています。大玉とミニトマトたち。




初めての越冬栽培なのでどうなるかは未知数ですが、とにかく一度はやってみないと
わかりません。今年は長い冬になりそうです。

農場の魚

井戸の水を池に入れているが、そこに数年前につぶれた釣り堀から鯉や鮒をもらってきて
離したのだそうだ。それが今も増え続けている。




もともと野生の鯉だから錦鯉のような華麗さはない。池の水も水質のせいだと思うが
透明さがないので池としては今一。水草や睡蓮を入れて浄化を試みているがまだ道は
遠いようです。




この桟橋から餌を投げるとたくさん寄ってきます。もうちょっと水がきれいならねぇ。

退屈なお話しです。

実は我が農場のパイプハウス群に素人故の問題があるんです。立派なハウスに見えるの
ですが、実は圃場が平らでない。理想はスケートリンクのようにまっ平がいいんですが
なかなかそこまではできません。

2号ハウス（左）、奥に行くほど高くなっていきます。
3号ハウス（中）、奥の方3/4くらいのあたりが高くなっています。
4号ハウス（右）、やはり奥の方が高い。

実はハウスは専門業者がレベルを取って立てているのでハウスの水平は確保されているか
ら、裾のビニペットを基準に水平を読んでいるんです。1号ハウスは育苗棟なので除外です。

14号ハウスまで一気に載せましたが、興味があったら拡大してみてください。拡大しないと
どれも平らな圃場に見えてしまうはずです。　この微妙な高低差が収穫物の出来にバラつき
を生んでしまうんです。本当に微妙なんですがね。特にこれから寒くなる季節は大きな差に
なってきます。




5号ハウス（左）、6号ハウス（中）、7号ハウス（右）




8号ハウス（左）、9号ハウス（中）、10号ハウス（右）




11号ハウス（左）、12号ハウス（中）、13号ハウス（右）




14号ハウス。こちらは素人が建てている古いハウスなので一番悪い状態。何が水平かわか
りませんが、とにかく奥がかなり高くなっているようです。でも低くすると向こう側から
水が入る。盛り土が必要かもです。
最後の一枚はハウスの中で土を移動させるのに使っているマメトラ。水平板をレーキに
くくりつけて土を引っ張って移動しています。こういう作業はよほど土木工事慣れした
ブルのオペレーターがいないのなら手動でやった方がうまくいくんです。でも大変です。

休日は掃除日

大雨、大風にさらされまくった上に放置され放題だったガマラボ。埃だらけというより
泥だらけの惨状です。




Gama's Cafeもまるでゴミ溜。




腐りが進行中の玉ねぎを整理。半分ほどがアウト。無事だったものは回収してウッドデッ
キへ移動。




ガマラボの掃除は進みましたがそこで力尽きて、Gama's Cafeは次回の休みに棚上げ。
作業離れして久しいので体力が続きません。　

さつまいもの収穫

さつまいもの収穫です。蔓を刈り取り残渣穴ならぬ残渣山へ。




マルチを外した方が掘りやすくなります。




手で高畝を崩した状態。行方の農家さんの姫あやかはこの状態で引っ張ればもう芋が
5本ぐらいずるずると出てきます。ガマ菜園の姫たちはそんなおしとやかな姫ではなく
がっつり地面に食い込んでいます。




一株ずつシャベルで掘ることになりました。できている株、できていない株、いろいろです。




手で掘ってこれくらい出てくる株は○です。





こんな風に何も出てこない株はヤバイです。




人にあげたりして、この量がストックで残りました。




残渣山はガマめの身長を超えました。＾＾



行方のプロ農家さんの姫あやかの収穫-1

行方のプロ農家さんの姫あやかの収穫-2

被災地の今

風雲豊田城。常総市の石下地区にあるお城で鬼怒川の氾濫中にはこの傍の建物が避難所
になっていました。




鬼怒川の決壊した日に、散々テレビで放映されていたショッピングセンターのアピタ。
昨日から2階だけ営業を再開しました。天皇皇后両陛下も昨日慰問のためご訪問されたよ
うです。




一階のスーパーは商品は撤去されたもののまだめちゃくちゃ。




このショッピングセンターは道路より1メートルくらい高い土地に建てられていますが、
中央のエアコンの上の壁についている線のところまで濁流が押し寄せてあの報道の光景
になったようです。道路だと私の身長より高い位置まで水が来ています。




駐車場の隅の方には激流に襲われたあとがそのまま残されていました。




実は今日は被災した契約農家へ見舞金を届けに行ったんです。
その農家は決壊現場より上流へ3キロほど行ったところにありました。実は決壊の前に
その農家の傍の鬼怒川はすでに越水していたんです。でも越水と言ってもその様子は
まるで東日本大震災の津波のようだったそうです。命からがら逃げだして豊田城の傍の
避難所へ駆け込み助かったということ。普段見慣れた農場をガスタンクや上流から来た
と思われる生木や家の残骸のようなものが流されていったそうでぞっとしたそうです。
本当に災害は恐ろしいですね。　まだまだ復興は遠い道のり。激甚災害の爪痕は相当に
深いですね。