昨日の記事に、拙著「生死命(いのち)」(小学館)のことを書きました。(カテゴリー「関連本の紹介」)
その単行本について、過日小学館から「貸与権の管理委託に関する契約書」というものが届きました。
昨年著作権法が改正され、レンタルブック店でコミックが貸し出された場合、著者にも使用料が払われることになったそうです。
正式に運用され始めるに当たって、小学館に貸与権の管理を委託するという契約です。
「貸与権」というのは、「著作物を、著者に無断でレンタル店が貸し出すことができない権利」とのことです。
少しずつ色々な権利が認められ、法制化で守られるようになってきたことは喜ばしいし、文化の成熟を表わします。
でも実際には、「生死命(いのち)」はもうほとんど出回っていないと思われるので、使用料が入ることは期待できないと思いますが。(^^;)