「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

見せかけのコンピテンスに対して

2015年12月14日 21時38分22秒 | 「BPDをもつ人と良い関係を築くコツ」
 
 見せかけのコンピテンスに対して 最も重要なことは、
 
 BPの行動パターンを思い出すことです。
 
 BPは 外側に示しているものを、
 
 内側では感じていないかもしれないと 意識するだけで効果的です。
 
 見せかけのコンピテンスは、 「ふりをしている」 状態ではありません。

 環境が BPの行動に影響しているときに 発生します。
 
 つまり、 次のうちのどれかてす。
 
1. 支援的な環境が 問題への感情的反応を弱める。
 
2. ある状況では 感情と非言語的行動が一致しない。
 
3. 行動が般化されていない。
 
o 5つのステップの反応を使う
 
1. あなた自身の感情を調整する。
 
   BPの行動は 気分に依存していることを 思い出してください。
 
   BPの反応は 昨日と今日で違いうることに 気付くでしょう。
 
2. 承認する。
 
   BPがひどい気持ちになるのも 理解できると伝えましょう。
 
3. 質問/ 査定する。
 
   BPが何を懸念しているのか 聞いてみましょう。
 
4. ブレインストーミング/ 調停。
 
   一番よい選択肢を リストアップするのを手伝いましょう。
 
5. (もしあれば) あなたの役割と結果について 聞いてから、
 
   あなたが何をできるか 情報を得る。
 
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
 (星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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