見せかけのコンピテンスに対して 最も重要なことは、
BPの行動パターンを思い出すことです。
BPは 外側に示しているものを、
内側では感じていないかもしれないと 意識するだけで効果的です。
見せかけのコンピテンスは、 「ふりをしている」 状態ではありません。
環境が BPの行動に影響しているときに 発生します。
つまり、 次のうちのどれかてす。
1. 支援的な環境が 問題への感情的反応を弱める。
2. ある状況では 感情と非言語的行動が一致しない。
3. 行動が般化されていない。
o 5つのステップの反応を使う
1. あなた自身の感情を調整する。
BPの行動は 気分に依存していることを 思い出してください。
BPの反応は 昨日と今日で違いうることに 気付くでしょう。
2. 承認する。
BPがひどい気持ちになるのも 理解できると伝えましょう。
3. 質問/ 査定する。
BPが何を懸念しているのか 聞いてみましょう。
4. ブレインストーミング/ 調停。
一番よい選択肢を リストアップするのを手伝いましょう。
5. (もしあれば) あなたの役割と結果について 聞いてから、
あなたが何をできるか 情報を得る。
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
(星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
[星和書店の許可のうえ掲載]