なかなかショッキングな見出しです。
「仕事への意欲が最低なのは日本人」(日経情報ストラテジー)
――人事戦略コンサルティングの米タワーズペリンが調査
意欲にも関わらず転職を考えている人が少ないのはいいんですけどね……。
マネジャー育成に取り組む立場としては、こちらの方が深刻かとも思います。やはり、マネジャーにふさわしい人を選り分けないといけません。
「仕事への意欲が最低なのは日本人」(日経情報ストラテジー)
――人事戦略コンサルティングの米タワーズペリンが調査
人事戦略コンサルティング会社の米タワーズペリンは、「仕事に対して『非常に意欲的』と感じる日本人は世界16カ国中で最低となるわずか2%しかいない」という調査・分析結果を明らかにした。仕事に「意欲的でない」と答えた日本人も41%おり、インドの56%に次いで2番目に低い(表1)。
日本のビジネスパーソンはかつて、仕事への意欲や会社への忠誠心が高いと言われていた。だが、今回の調査結果は違っていた。タワーズペリン東京支店の中村健太郎コンサルタントは、「これは、過去10年以上にわたって景気が悪く、人員削減をはじめとした急激な組織改革が行われたためだ。会社に忠誠を誓って仕事をしてきたのに、突然、終身雇用は辞めますと一方的に言われ、仕事への意欲がなくなったのだろう」と分析する。
ただし、「日本人は意欲が減退しても、勤勉さに変わりはない」と同社の岡田恵子コンサルタントが補足する。
意欲にも関わらず転職を考えている人が少ないのはいいんですけどね……。
日本はさらに、管理職のリーダーシップに対する評価も16カ国中で一番低かった。「管理職の質が非常に悪い」または「悪い」と回答した人が、日本では40%もいた。16カ国の平均は26%。最も低かったドイツは14%だった。
マネジャー育成に取り組む立場としては、こちらの方が深刻かとも思います。やはり、マネジャーにふさわしい人を選り分けないといけません。