ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

学校でも評価の調整は必要なんだろうな

2006-08-08 22:04:38 | 時事
 自分は直接関わっていないが、今日研修の場で一緒になったシニアマネジャーが昨日支店の評価委員会に参加して「大変だった」という感想を聞いていたせいか、ぴぴっと反応してしまったニュース記事。

「他の組より厳しすぎ」、“抗議”で「通知表」再評価
和歌山県紀の川市立名手小学校が、2年生1クラス(23人)の1学期の通知表について、「評価が厳しすぎる」との保護者の指摘を受けて評価し直して配ったところ、一部の保護者から「子どもが不信感を抱く」などと受け取りを拒否されていることがわかった。

 学校でも会社でも、何を評価するのか、どういう尺度で評価するのか、その評価軸に評価者間の個人差はないか、という点が大事なのだと思う。

 自分の会社では、すべての部門でやっている訳ではないが、営業部門では売上や販売目標(予算)に対する達成率のような数値評価だけでなく、営業活動プロセスにおける能力の発揮度合いといったところにも評価者間のブレを少なくしようと、評価者委員会を開いている。ラインマネジャーの部下への評価をプレゼンさせて、その視点に妥当性があるか、バラツキはないか、を検証し、共有する。

 そこに参加するシニアマネジャーは大変だろうが、現場任せにして欲しくない。

1年後も2年後も効果を語り継げる研修

2006-08-08 21:36:51 | しごと
 今年は人材開発マネジャーに復帰して5年目、全社的に大きな研修をいくつか立ち上げて4年目。4年目ともなると実施する側も経験値が上がって研修プログラムの内容もこなれてくるし、受講した社員の層がそれなりに厚くなって協力を得やすくなる。

 私たちのチームが担当するプログラムは、受けてすぐに効果が上がるスキル研修もあるけれど、どちらかと言えば長丁場でじわじわと効果を上げるディベロップメントプログラム。そのメリットが組織に現れるには、少し時間がかかる。

 しかし、それだからこそ、じわじわと漢方薬的に効いてくる。2年前に長丁場のアクションラーニングのプログラムに参加した社員が今は要職に就いて、その当時は長丁場だし何をしたらいいのかわからなくてフラストレーションを感じたプログラムから得られたものを今語れるようになってきている(最近、そのメンバーで2年目の同窓会を開いたそうだ)。別の長丁場の研修に参加した社員が、今年はOBとして懇親会に来てくれとお願いすると、その時に感じた楽しさと苦しさを熱く語ってくれる。

 そういうことが蓄積してきて、研修というかディベロップメントプログラムを企画して提供する人事の我々チームの意図や思いと、研修を受ける現場組織の上の人たちがそのディベロップメントプログラムに見いだす価値と、プログラムを委託されて運営する外部の研修業者の提供できるノウハウとが、ぴたぴたっとかみ合ってきている。だからこそ、受ける側の参加者も忙しい実務をやりくりして、研修の期間は夜中まで延々とディスカッションするやりがいを感じてくれている。

 緻密に計算してこうなったわけではないのだけど、ディベロップメントプログラムを受ける側も、送り出す上司も、プログラムの進展を見守る協力者やトップマネジメントも、年ごとに、その研修の場を盛り上げる何ともいえない熱気をつくってくれるようになっている。プロデューサーとしての醍醐味は、そういう場の空気をつくるためにどんな環境をつくるかにある。

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 今日の講義で自分が聞いていても面白かったのは、Plan-Do-Check-Actionという一般的なサイクル(Plan-Do-Seeという3段階に切る考え方もある)に対して、Research-Plan-Do-Seeというサイクルの概念を提示してくれたことだ。そして、コーチングはDoにおけるノウハウの移転よりはResearch-Planのところでの考え方をノウハウ移転することに効くという知見だ。言われてみれば、無意識に、自分がスタッフに対してコーチングしているのは、DoでなくResearchやPlanなのだな。

 スキル研修にしてもディベロップメントプログラムにしても、私が自分のスタッフに対して力を入れているのはResearchとPlanが7割、Doが1割、CheckとかSeeが2割、という感覚だろう。現場のオペレーション実務は、すでに実務担当者を離れて5年になるので、スタッフの蓄積したノウハウにはかなわない。でも、ResearchとPlanとCheck/Seeの部分では、まだまだ自分が関与することでスタッフの能力を上げることができる。自分が無意識にそうしていたことを言葉に落とし込めて、今日は私もひとつ学びがあった。 

梅ぐらっせ

2006-08-08 20:31:45 | ものぐさグルメ
 今のところ阪急梅田駅の売店でしか見かけていないのだが、最近の私のハマリもの。

 商品名「梅ぐらっせ」。袋を見ると「あま~くて チョット スッパイ 梅ぐらっせ 種抜き」という名称になっている。無添加・無着色。一袋160円に個別包装で5個入り。中国原産。製造者は甘梅本舗

 味は商品名が語るように、梅の甘煮を乾燥させたもので、サンザシをちょっと酸っぱくしたような味と食感。

 梅のクエン酸効果なのか、ちょっと脳が疲れたなと思った時に食べ始めると、あれよあれよという間に2袋完食してしまったりする^_^;。

 沖縄産の甘梅干も時々買うけど、梅ぐらっせは甘梅干より病みつきになる味だ。