ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

日本一暑苦しい都市だと思う大阪

2006-09-05 13:10:54 | 時事
 エキサイトコネタで取り上げてくれたのが嬉しい。

日本一暑いのは、やっぱ大阪か?
今回の論点は“真夏の暑さ”ということで、「8月だけ」を見ると、大阪は鹿児島と並んで27.7日で1位。おお。日本一暑いではないか。
さらに、「8月の日最高気温の平年値」は、大阪が33.0℃でなんと全国主要都市の中で1位とのこと(2位は京都で32.9℃)。
これだけのデータがあれば、真夏の暑さは大阪が日本一強烈と言ってしまっても十分良いのではないだろうか。

個人的な実感では京都と名古屋の暑さも相当なものだが、ヒートアイランド現象に追い討ちをかけられる大阪の暑さは亜熱帯を越えて熱帯並みになっていると思う。

また、東京よりも圧倒的に暑い理由は、大阪の地形に関係があるそうで、「大阪周辺は平野が狭く、三方を山を囲まれていて、大阪湾に面しているものの湾の面積が狭いので温度上昇を抑える効果はさほど強くない。そのため、盆地同様に風が通りにくく、熱い空気がたまりやすい地形」だからだそうだ。海からの風の入りが遅れ、著しい高温となる場合もあるとか。

 わかります。そして、真夏の日の夕方、海から風が少し入ったと思えば、ヘドロっぽい泥の匂いが混じった生暖かい空気になったりして……(泣)。

「真夏日の年間日数」については、1970年代は平均65.2日だったのに対し、2000年代(2000年~2005年)には平均82.7日になっている。
「毎正時の気温が30℃以上となった時間の合計」については、1981年は431時間だったのに対し、2000年には638時間と、かなり時間数が多くなっていた。

 この統計を見ると、かなり怖いことになっているんじゃないかと思います。10年後には、気温が40度の日も出てくるのではなかろうか(マジ)。

森永卓郎の靖国論

2006-09-05 12:36:17 | 時事
 もう少し早く書いて欲しかったな。後継者レースに入った今のタイミングでは、ちょっと旬を逃した感じ。

森永卓郎 小泉構造改革をどう生きるか
~成果主義・拝金思想を疑え!~
第47回
靖国神社を政治カードとして利用する小泉総理


靖国神社の歴史について、靖国神社のホームページには次のように記されている。

 「靖国神社は、明治2年(1869)に明治天皇の思し召しによって、戊辰戦争(徳川幕府が倒れ、明治の新時代に生まれ変わる時に起った内戦)で斃れた人達を祀るために創建された。初め、東京招魂社と呼ばれたが、明治12年に靖国神社と改称されて今日に至っている。後に嘉永6年(1853)アメリカの海将ペリーが軍艦4隻を引き連れ、浦賀に来航した時からの、国内の戦乱に殉じた人達を合わせ祀り、明治10年の西南戦争後は、外国との戦争で日本の国を守るために、斃れた人達を祀ることになった神社である」

 少なくとも靖国神社という名称になってからは、靖国は官軍で戦死した兵士を祭る神社で、時の政府にとっては実に「都合のよい」宗教施設となっていた。例え戦死したとしても、天皇家と縁のある靖国神社に祭られるということで、兵士の勇気を鼓舞することができたからだ。

 そして、そのことが最も効果を発揮したのが太平洋戦争末期に行われた「特攻」だった。自らの命と引き換えに敵艦へ甚大な被害を与えるという世界に類のない攻撃は、靖国神社で花と咲けるという理屈で行われたのだ。


と真正面からばしっと言う一方で、遺族の心の問題に配慮して「結局、靖国神社問題はそっとしておくしかないのだとわたしは思う」という結論になるところが、「おいおい(苦笑)、腰くだけじゃん」となるツッコミどころだ(爆)。

 ただ、靖国神社には触れずに、別の施設をつくるべきだという意見には賛成。

 ただし、そのことと戦争責任のあるA級戦犯を合祀した靖国神社に総理大臣が参拝することとは別問題だ。アジアの国々から非難を浴びない形で参拝するには、やはり、国立の追悼施設を造るべきだと思う。


 非宗教法人にする案の方が、国家による靖国神社への介入が可能になって、むしろ国家と一体化していた戦前の体制に戻るようで、嫌。