ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

「コンプレックスのある奴を雇え!」

2006-09-22 21:06:31 | しごと
 なかなか面白い記事だった。

コンプレックスのある奴を雇え!
 が、そのときに限って、2人の候補者はどちらを選んでもそのポジションを“そつなく”こなせるいい候補者だった。日本企業であれば、2人とも雇ってしまうところかもしれない。

 ボスは友人の答えに対して笑みを浮かべながら、「言いたいことは分かるよ。2人ともクォリファイド(合格)だ。だが、雇うのは1人となると、私ならこの男だな」と、履歴書の片方を指差した。

 いったいボスは彼(雇おうとしている片方の男)のどこが気に入ったのか?

 そう思い、友人はボスに理由を尋ねたところ、「もう1人の候補者の男は、おそらくモテるだろうな」と言う。確かに、選ばれなかった方の候補者は、今風で言えば「イケメンの若者」、まだ未婚だが20歳代後半で、今所属している会社も有名企業である。加えて、友人が言うには、米国人のボスは気づいていなかったと思うが、その彼は高校まではいわゆる「おぼっちゃま学校」の出身でもあったそうだ。

 「ところが、もう一方のこの男は…」と、採用すると言った男性の履歴書の方を指差して、「おそらく仕事以外はコンプレックスのかたまりだろう」とボスは言う。

 友人は、コンプレックスのかたまりという言い方は少々ひどいかと思ったそうだ。それでも、そこそこ有名な大学を出て、そこそこ大きな会社で営業として活躍している候補者の彼は、服装もぱりっとして笑顔にも好感が持てるのだが、容姿という点だけでいえば、モテるとは言いがたいと友人も思ったそうだ。

 「こういう男は働くぞ」と、恰幅のいい米国人ダイレクターは言い放つと、採用を決めたという。実際、数カ月後、彼は友人の部下として着任すると、メキメキと力を表わして、じきに彼の部門にはいなくてはならない営業マンになったそうである。


 鋭い眼力だと思う。そして、なかなか味のある着眼点だ。

 ちなみに私は人を相手にする人事部門で働いているが、実は、人が苦手(汗)。誰とでも親しくなれるというわけではないという苦手意識を持ちつつも、人をウォッチングすることは好きで、観察から人の心理を読むことには興味がある。その相反する得意不得意を最大限に活用する道として人の育成というテーマに特化することにした。

 そういう意味で、この記事にはなるほどなぁと思った次第だ。



「歴史上まれに見るドラマのない総裁選」

2006-09-22 19:54:43 | 時事
立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」
第84回 ドラマのない総裁選で勝利した「花」のない新総裁 安倍晋三
なぜそれほど自民党内に競争がなくなってしまったのかというと、小泉首相がその在任中、一貫して、政治的競争相手のパワーを削ぐことに熱中して、いわゆる政治的実力者がいなくなってしまったからである。

特に、05年の郵政政局(法案否決から解散総選挙)の過程で、少しでも小泉首相に歯向かおうとするだけの気骨を持っていた造反政治家たちが、片っ端から政治的に抹殺されてしまったからである。

(中略)

自民党というのは、実に不思議な政党で、これまでは、右から左まで、政治的見解においても、政治手法においても、幅が広いスペクトルの存在を許容していた。そして、それが独特の生命力を党組織に与えていた。であるが故に、自民党ではしょっちゅうあっちでもこっちでも、様々なイッシューにおいて、さまざまなグループ間の角の突き合わせというか、権力闘争が行われてきた。しかし、それがまた自民党に独特の活気を与えてきたのである。

そのような多様な見解の共存が自民党という政党のカルチャーそのものだったと思うのだが、

「自民党をぶっ壊す!」

と叫んで、自民党を改革し続けた小泉首相は、そのあげくに、自民党にとって最も大切だったはずの、自民党にその不死身の生命力を与えていたカルチャーの根幹部分をぶち壊してしまったのではないだろうか。そしてその壊れてしまった部分こそ、この民主主義社会において、社会が、なかんずくその中における政治組織が失ってはならない部分だったのではないか。


 この後の自民党はどうなるのか、気になる指摘です。


U35男子マーケティング図鑑

2006-09-22 19:54:30 | 時事
 この連載、けっこう面白いかも。

U35男子マーケティング図鑑
 第1回 リスペクト男子
 第2回 お買い物男子

 U35の男性とは接点が少ない(副業の講師業で受講生の中に混じっているというぐらいかな)が、世代の違い・価値観の違いを感じていた。

 この二種類の男性方とは接点がないのだけど、この後どんなタイプの男性が紹介されるのか、人間ウォッチングのネタとして楽しみ。
 

泥酔男がパンダと格闘

2006-09-22 19:53:06 | 時事
泥酔男がパンダと格闘「まさか人間にかみ付くとは」
  パンダの檻の前にきた男は衣服を脱ぎ、高さ2メートルの柵を乗り越えて檻内に侵入した。パンダの「古古」は驚いて目を覚まし、男の右足をかんだ。男も反撃し、「古古」を蹴った上で背中にかみ付いた。

(中略)

  男は「突然、パンダを触りたい気持ちになった。まさかパンダが人間にかみ付くとは思いもしなかった」「パンダの皮は非常に厚い」と話している。


泥酔男 動物園内のパンダと格闘
なぜか服を脱ぎだし、抱きつこうと寄ってきた男を見て、眠っていた「古古」はビックリ。男の右足にかみついた。怒った男は蹴り返して反撃、お互いにかみあうなど激しいバトルになったという。


○パンダ(噛み合い病院送り)泥酔客●…中国・北京動物園
包帯が巻かれ、足に傷口の縫合あとが残る男性は「テレビで見たパンダは人懐こそうだった。人をかむなんて聞いてない」と釈明。背中をかんだ時の感想を「パンダの皮はとても厚かった」と漏らしたという。さらに「私はパンダに触りたかっただけ。ビールを飲み過ぎてフラフラで、あまり覚えていない」などと説明した。


 パンダの愛くるしい外見とふかふかした毛皮に、つい抱きつきたくなってしまったんですね(苦笑)。でも、現実のパンダはぬいぐるみではなくて、やはり獣だったと(汗)。